「もう少し飲もうよ」がすぐ叶う、デートには最高の新店!美しきモダンスパニッシュへ

美味しい食事の後には、やっぱりもう少しだけ飲んで帰りたくなるもの。

2021年夏、奈良を代表するレストランが監修するモダンスパニッシュがオープンした。

最近、地方の名店による“東京進出”がひとつのムーブメントになっているのだ。

店内にはスタイリッシュなバルも併設し、食事後の移動がスムーズな人気店をご紹介しよう!



※コロナ禍の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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照明をグッと絞ったメインダイニング


知られざる食材の宝庫・奈良の魅力をシックな空間から発信!


新橋駅から銀座方面へ徒歩2分。奈良の特産品などを販売する「奈良まほろば館」2階にその店はある。

奈良のモダンスパニッシュ『アコルドゥ』が手掛けたのが、ここ『TOKi』だ。

同店では、奈良の食材で表現するモダンスパニッシュという『アコルドゥ』のテーマをベースに、モダンな雰囲気で東京らしさもプラス。

「奈良の四季の移ろいを皿の上に表現している」と語るのは、シェフを務める長谷川 豊さんだ。

枠にとらわれない自由な発想から生まれる、コースの一例を見ていこう!

「海の旨味のアスパラガス、生姜風味」


生命の息吹を感じさせる、アスパラガスが主役のスターター!


ひと皿目は、橿原産のアスパラガスとアサリという春の旬の組み合わせ。

アサリの出汁に卵と牛乳のフラン、生姜を添えて、味わいを幾層にも重ねている。

アスパラガスのジューシーな味わいと、アサリの深いコクが完璧に融合し、旨みが深い!

「縞鯵と古都華苺のガスパチョ」


暑い日には堪らない、彩り鮮やかなガスパチョ!


続いての前菜は、奈良のプレミアムいちご「古都華」を使用したガスパチョ。

冷製いちごスープに、ほんのりと焦げ目をつけたいちご、脂がのったシマアジ、パプリカ、セロリ、キュウリ、薄切りのパンなどをトッピング。

いちごのしっかりした甘みがシマアジの旨みと絡み合い、さわやかなハーモニーを奏でる!


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「カリフラワー ホエー ローズマリー」


空気が澄んだ“奈良の春”を連想させるひと皿!


カリフラワーのムースに、ホエーとトマトのスープを合わせて春の情景を表現。

ローズマリーのオイルとハーブで、力強く芽吹く木々の香りを加えている。

マスの卵のプチプチとした食感がアクセントだ!

「あまごのベニエ クレソンと柿酢のジュレ」


気高き川魚で初夏の情景を投影したセンスに脱帽!


川上村で採れた“渓流の女王”あまごの他、葛城市のクレソンで作ったピュレなど、季節の豊かな味わいを感じられる。

あまごは美味しさを生かすため、スペイン料理のコカ生地をできるだけ薄くした衣を纏わせて、高温で軽やかに揚げる。

サーモンにも似たジューシーな旨みが特徴なので、柿酢を合わせたクレソンでさっぱりと!

「大和牛と春玉ねぎ、ハーブ、橘、八角のコンソメ」


奈良が誇る黒毛和牛の上品な旨みを満喫!


この日のメインは、奈良で鎌倉時代から重宝される銘柄牛「大和牛」のロースト。

程良く脂肪が入ったイチボという部位を使い、ハーブやスパイス入りの温かなコンソメスープをかけていただく。

赤身肉の旨みを感じさせながらも、ふわりと柔らかな食感が実に心地いい!薬草のスパイシーな香りが鼻を抜けていく。

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