「美味しい餃子でも食べに行かない?」雰囲気も味も最高な、デートに誘える餃子6選

5.話題のカウンター中華でいただく、ソースと食べる餃子
『farm studio #203』


肉の存在感の強さが、すだちを効かせたビールと合う


都心から少し離れた場所へ連れ出すなら、それに相応しいだけの新しい餃子がある店がいい。

学芸大学の駅から商店街へ進み、少し入った路地の2階にある『farm studio #203』

店の名前からはおよそイメージするのは難しいが、ここはれっきとしたカウンター中華の人気店。

「餃子」1個250円。淡路島産玉ねぎに生姜、松の実とマスタード、自家製ラー油をミキサーで攪拌した“ソース”とともにいただく


メニューは小皿から飲茶、いか焼きそばに蒸しパンといった具合に、“自由気まま”な風情の多彩なアラカルトで客を受け止める。

餃子は素っ気ないほどの二文字で記されているが、食べればその新しさに驚くこと必至。

まるでパテを食べているような、舌にねっとりと絡みつくような食感に加え、クリーミーかつ酸味の効いた“ソース”が爽やかに追いかけ、洋とも中とも言い難い、唯一無二の味わいが完成する。

搾ったすだちで清涼感を増したビールとのペアリングも新しい。

すだちビールが進む必食の2皿!


ビッグサイズの真牡蠣を2個、惜しみなく使った「かきオムレツ」1,320円。

海の旨みが凝縮した一皿だ。

「白糠町ラム串焼き」1本880円。クミンとガーリック、ネギとディル、どちらも絶品


『farm studio #203』は、会話が弾むこと間違いなしの一軒だ。


オーナーシェフの濵田利彦さんは『銀座アスター』で10年修業し、2019年に独立。

「自分の目が届く範囲で好きな色を出したい」と、カウンター10席のこの場所を選んだ。

【GYOZA DATA】

餡は阿波匠豚の粗挽きに、同じ徳島県産の阿波尾鶏のハツとレバーをミックスするのが濃厚な味わいの秘密。

もっちりとした皮は『邦栄堂製麺所』のもの。

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