「美味しい餃子でも食べに行かない?」雰囲気も味も最高な、デートに誘える餃子6選

2.ワインと餃子のマリアージュが好奇心をかき立てる
『hugan』


どっしりとした重量感をもたらすのは、餡に注がれた極上の上湯スープ


表の顔は庶民的な“もんじゃタウン”だが、その一方で隠れた美食店が点在し、“大人の顔”をも持つ月島。

2017年にオープンした『hugan』は、まさにその後者の好例。

近隣に住む大人たちが、しっとり落ち着いて中華を楽しめるカウンターメインの店として、存在感を高めている。

季節の創作餃子も抜群の美味しさ!

この日は冬限定の「生雲丹の揚げ餃子」もコースに。皮は焼き餃子とは異なり、白玉粉や米粉を使い、パイのようなサクサクした生地が特徴。フランス産のカマルグの塩が雲丹の甘みをぐんと引き立てる


オーナーシェフの鶴岡久也さんによる「おまかせコース」は、全8品。

ファンが多いことからコースのスタメンとなった焼き餃子は、箸で持ち上げた瞬間、想像以上の重量感に驚かされる。

その理由は餡に注がれた上湯スープ。皮がスープを吸わないよう、提供する直前に皮を伸ばして包むという“生餃子”だ。

スープの味を引き立てるよう、餡にはニラ、にんにくといった香味野菜は使わないというのもデートにはありがたい。

「おまかせコース」6,000円の3皿目に登場する焼き餃子。季節によって内容は変わるが、焼き餃子だけはレギュラーメニューだ


黒豚と白菜の甘味がオレンジワインと響き合う、唯一無二のマリアージュだ。


コースの〆に登場する「毛蟹の汁そば」。


銀座からすぐという立地もあり、タクシーで横付けするゲストも多い。

グラスで楽しめるワインは常時15種類ほど。シェフ自らソムリエ資格を持ち、ペアリングも可能だ。

【GYOZA DATA】


カウンター越しにのぞく、ライブ感たっぷりの餃子作りの工程も必見。


黒豚の旨みを引き出す役目を担う野菜は、冬は白菜、春はキャベツと季節によって使い分けている。

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