出汁が染みる…!おでんが恋しい季節 Vol.4

おでんはやっぱり出汁が命だ!コク深いスープが染み込んだ話題のおでん屋2軒

2.78時間煮込んだ牛骨だしの澄み切った旨みに驚嘆する
『牛だし おでん酒場 COZAKURA』

「角煮」など牛を使った具材は、出汁を仕込む鍋とは別で炊き、注文が入ってから牛だしと合わせる。1/2本を使用する「大大根」330円は、中心まで牛だしが染みわたっていて、絶品


ふんわりと甘い香りが漂う、『牛だし おでん酒場 COZAKURA』のおでん。食欲をそそられる香りの正体は牛。

「今までにないおでんを追求し、独自の牛だしにたどり着きました」とは、店主の神谷徳大さん。

国産牛の大腿骨をじっくりと煮込む。臭みが出ないように丁寧にアクを取り続け、濃厚な旨みだけを引き出している


出汁が完成するまでにかかる時間は、なんと78時間!

国産牛の牛骨5キロ分を寸胴鍋で丸3日かけて煮込み、その最中も煮込み過ぎないよう細心の注意を払いながら、旨みが凝縮した澄んだ色の牛だしに仕上げていく。

牛特有の上品な甘さとコクを生かすために、味つけはわずかな塩のみ。

出汁の味がブレないように、おでんの具材はそれぞれ下味をつけて仕込む徹底ぶり。

「牛バラ角煮」や「すき焼き巾着」など、独創的なおでんだねも味わえ、新しい美味しさを発見できる。

「肉汁ハンバーグ」350円。合い挽肉と飴色玉ねぎを手ごねしたハンバーグを、オーブンで火入れ。肉汁と牛だしのハーモニーがたまらない


店主の牛だしへの寵愛にも近いこだわりが、唯一無二の美味しさに繋がっているのだ。

― CLOSE UP!―

店の壁には木の柱、天井には大小のキューブ状のライトが装飾されていて、桜の幹や花をイメージした洒落た空間を演出する。

ゆったりとしたテーブル席が主体の店内。入口付近には、イベント用のDJブースも隠れている。

店内には希少銘柄の日本酒も並ぶので、牛だしおでんと合わせて楽しみたい。


▶このほか:隠れ家でしっぽり楽しむ“おこもりおでん”という、恵比寿デートの新たなる切り札!

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