
「地方へ行って、ふらっと入った店で…」俳優・杉野遥亮の理想のデートとは?
昨年はドラマ9本、そして映画『東京リベンジャーズ』にも出演するなど、今ノリにのっている俳優・杉野遥亮さん。
以前の取材で実直かつ気さくな人柄であることを知った東カレは、鍋を共にしたい方として杉野さんにご出演をオファー。
日本男児的クールな顔立ちもまた、鍋にぴったり似合う。
そんな杉野さんを、恵比寿にあるピリ辛鉄板鍋が名物の店にお招きして聞いたインタビューを、今日と2/5(土)の2回に渡ってお届けします!
【前編】
■杉野さんが明かしてくれた、鍋料理の思い出、理想のデート
【杉野遥亮と鍋】ひとつの鍋を囲む団らんの時間が大好き
美味しい鍋をひとりで食べることを申し訳なく思ったのだろう。
杉野さんは、写真を撮られながら「カメラマンさん、もしよければお鍋、取り分けましょうか?」と口にした。
そもそも、杉野さんにとっての鍋は複数人で囲み、共有することが前提の料理。昔、家族みんなで鍋を囲んでいた思い出が、そのイメージを決めたそうだ。
「実家では、冬の定番は絶対的に鍋でした。ほんと、週に4回家族で食べていたくらい(笑)。
ごく普通の、キムチ鍋の素にスーパーで買ってきた食材を入れる簡単な鍋だったけど、すごく美味しかったです。味はもちろん、家族4人で食べるその時間自体が好きでした」
最近実家に帰ったときも、すき焼きをリクエストしたとか。
「みんなで温かいものを囲んで食べることが、僕が冬に求めるもの」と言う杉野さんのニーズを完璧に満たす料理なのだ。
「同じ鍋を囲むことが、心の安心感に繋がると、今になって感じます。特に最近は状況的に人と料理を共有することが減ったから、より強くそう思うようになりました。
何を話したかっていうことよりも、鍋を共有する空間自体を〝温かいもの〞として捉えています」
それだけ鍋が大切な時間を作ってくれる存在であるのならば、やはりデートにも効果的?
「あまり想像したことないですけど……(笑)ふたりで向かい合って鍋を食べるシチュエーションは、キュンとくるものがあるはず。
ある種、共同作業といえますし、好きな人との絆を実感するというか、距離感を測ることができるのも特徴なのかな。気遣いや思いやり、好みなど、さまざまな面がみえてくる料理でもありますよね」