東京カレンダーが太鼓判! 未来に残したい名店たち Vol.17

イル ムリーノ ニューヨーク

Il Mulino New York

豪快さあふれるイタリア料理で
華やかなる宴を演出する

通常営業時には照明をさらに落としムーディーな雰囲気を作り出す

食欲を刺激する巧みなガーリック使い

「まだ食べられるという余力を残して、ゲストを帰らせることが一番の失礼」。これは『イル・ムリーノ』の創業者であるマーシ兄弟の言葉である。その考え方を引き継ぐ料理は"ガッツィー&ガーリッキーな味"と称されることもしばしば。ガッツィーとはガッツがある、つまり量が多く力強いということ。そしてガーリッキーは、にんにくの香りが効いたパンチのある味わいを指す。

シェフの猪ノ口伸也氏は語る。「今の時代は小さなポーションで繊細な味つけの料理を提供することがイタリアンの主流です。しかし私たちはこの店ならではの世界観を大切にしたい。だからボリュームも味も豪快さを失うわけにはいかないのです」。

大切にしたい世界観とは、ニューヨーク本店で繰り広げられる、まるで映画の世界にいるような華やかな宴。それを演出するためにあえて照明は暗めに設定し、ゲストのテーブルで料理の仕上げを披露する。このエンターテインメント性までも追求する『イル・ムリーノ』を堪能するためには、頭も胃袋も空っぽのほうが良い。

右.リングイネ ボンゴレビアンコ。身が大きい北海道産のあさりを使用。ガーリックが効いている。¥2,600 左.冷製ホワイトアスパラガス。ゆで卵とスパイシーマヨネーズのソースも絶品。¥2,800

右.骨付き仔牛のグリル。セージとガーリックの香りが楽しめる一品。肉は250g。¥6,900。ディナーコースは¥7,000、¥10,000の2種類。 左.シェフ・猪ノ口伸也氏。専門学校を卒業後、株式会社WDI JAPANに入社。カリフォルニア料理を提供するレストランで10年ほど経験を積んだのち、『イル・ムリーノ』の開店に合わせて移籍。2012年7月よりシェフを務める。


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