東京カレンダーが太鼓判! 未来に残したい名店たち Vol.23

ル マンジュ トゥー

Le Mange-Tout

常に新しさを追い求める
進化形フランス料理

店内は1階がキッチン、2階がダイニングの構成

見た目以上の驚きを一皿の中に凝縮

神楽坂の閑静な住宅街に佇む一軒家レストラン。14席というこぢんまりとした店内にはシェフ・谷昇氏の確かな腕を求めて、全国から美食家たちが集う。

谷氏はフランスの名店『クロコディル』や『シリンガー』などで修業を重ねてきた。そんな輝かしいキャリアを持ちながらも、今もなお、挑戦する姿勢を忘れない。「僕らの時代はフランス料理といえばクラシカル。でもそれを頑に守り続けるより新しいことにチャレンジしていきたい」と谷氏は語る。

その柔軟な考えは、ひとつひとつのポーションに凝縮される。例えば琉球豚を使用した一皿は、肉の旨みをとじ込めるために、皮がカリカリになるまで焼き上げる。目指したのは広東料理だという。

「豚肉を1週間塩漬けするなど、手間をかけているんだけど、盛りつけたらなんだかさりげない。見た目では、この手間は伝わらないと思う。でも実はすごく仕事がされている。そんな感覚が好きなんだよね」と谷氏。この仏流"粋"とも言える精神がたまらない。もちろんファン全員が、この店でしか味わえない驚きの虜なのである。

塩漬け琉球豚のロースト。1週間もの間、塩漬けされた琉球豚を、丁寧にローストした絶品

左.白アスパラガスのグリエ。トリュフの豊かな風味とともにいただく一品

右.六本木『イル・ド・フランス』で修業後、渡仏。フランスでは名店『クロコディル』や『シリンガー』で経験を重ね、帰国後は六本木『オー・シザーブル』でシェフを務める。1994年に『ル・マンジュ・トゥー』をオープン。

オマール海老のムース。オマール海老のすり身に、卵、バター、生クリームを合わせたムース。コースはシェフのおまかせコース¥12,600のみ。第1、3、5土曜日はランチも営業中


東カレアプリダウンロードはこちら >

【東京カレンダーが太鼓判! 未来に残したい名店たち】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ