「タン」で感動する名店 Vol.2

「幻のタン3種盛り」は肉好きならマスト!最強の焼師 × 極上肉のタッグに勝るものなし

真のタン好きが、究極の味を追い求めてたどり着くのは『炭火焼肉 なかはら』だろう。

3種類の極上タンを余すことなく、絶妙の焼き加減で楽しめる名店をご紹介しよう。

▶「タン特集」前回:やっぱり焼肉は「ネギタン塩」がないと始まらない!港区のレジェンド焼肉店へ

※緊急事態宣言中の状況につき、来店の際には店舗へお問い合わせください。

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『炭火焼肉 なかはら』の名物「幻のタン」には、3種類のタンが盛り合わされている。

噛めば噛むほど旨みが出る「タンゲタ」に、さっくりとした歯切れを満喫する「タン元」、そして弾力を楽しむ「タン先」と、余すことなくタンで楽しませる趣向だ。

「幻のタン3種盛り」22,550円(コース内)。“なかはら”のシグネチャーディッシュともいえる逸品。絶妙な火入れが見ものなタン元、旨み濃いタン先、はじける食感のタンゲタを食べ比べる


最上のタンと最強の焼き手。両者が出合えば、これに勝るものなし


「タンゲタは僕が世に出したようなものなんですよね」と、こともなげに言う店主・中原健太郎さん。

この立体的な盛り付けも、実は中原さんが元祖とか。黒毛和牛の生のタンを手切りしているからこそ、可能なスタイルなのだ。

3種類の切り方の工夫もそれぞれに細やかで、タンという部位への中原さんの思い入れの強さがうかがえる。

【とある日のコースの一例】

・ビシソワーズ
・和牛ユッケ
・白菜キムチ
・幻のタン3種盛り
・21種のサラダ
・サーロイン(タレ)
・ハラミ(塩)
・ヒレ(塩)
・スープ
・ミスジ(タレ)
・ランプ(タレ)
・ナムル
・ホルモン4種盛り
・ヒレカツサンド
・牛丼、キムチ、冷麺 etc


2日間かけて和牛の旨みを引き出したクリアなコンソメジュレを添えた、じゃがいもの冷たいスープに始まる。


塩焼きの後に楽しめるタレの正肉は、もちろん質やカッティングも刮目すべきものがある。

写真は右からミスジ、ランプ。


「ヒレカツサンドイッチ」は、かぶりつけば肉汁があふれ出る。


〆のひとつには「牛丼」が。最高ランクの黒毛和牛で庶民派メニューを。この最上級コースは、予約必須だ。


そして、厳選した肉を最善の焼き上がりで、という思いからカウンター席では自ら焼く。

また、中原さんの肉に対する凄まじい熱量を受け継ぐスタッフの技術は言わずもがなだ。最上のタンを、最高の焼き手によって、最良の状態で。

この店は、どの席にいてもタンの奥深さの虜になってしまう、魅惑の体験が叶う。


4席だけの贅沢なカウンター“中原前”のほか、何組かでシェアする大テーブルと、窓際のテーブル席もあり。

席によって、それぞれ違った楽しみ方があるのも楽しい。“なかはらツウ”になるなら、すべての席を経験しておきたい。


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店主直伝!うちのタンはこう焼いて


「タンゲタ」は、最大火力で焼き切る!


繊維が強いため、七輪の中央で一気に焼き切る。

舌の付け根の下部は、食感が楽しく、噛みしめるほど旨みがあふれる。

「タン元」は、中央をわずかにピンク色に


厚さ約1センチの「タン元」。

中心部はピンク色だが、かじれば湯気が出るほど芯まで熱を入れる。焼きの技術の見せどころ!

「タン先」は、全体が縮んだ瞬間が焼き上がり


舌の先端は硬く弾力があるため、繊維を切るように包丁を入れる。

また、火が入るとすぐに縮むため、サッと焼けば食べごろ!



肉選び・カット・焼き加減まで、全てに肉を愛する店主のこだわりがうかがえる。

最高の焼き肉を堪能したい肉愛好家の方にこそ、訪れてほしい名店だ。

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