デートの雰囲気がパッと華やかに!女心をくすぐる「野菜が美味しいイタリアン」2軒

“畑の伝道師”が提案する、鮮やかで美しき野菜体験
『FARM AKIRA』

コースのスペシャリテは「うにをのせた冷製カペッリーニ」。西東京のニイクラファームのバジルが香り高いゆえ、絶品ソースが生まれる。皿を彩るのはマリーゴールドやなでしこといったエディブルフラワー。甘さや香りがある花が、バジルの爽やかさと調和


野菜の生産者に着目したイタリアンの先駆者といえば、渡邉 明シェフだろう。

生産者を謳うイタリアンがほぼなかった2004年、優れた野菜を紹介するために『AWkitchen』を作り、いつしか“畑の伝道師”と呼ばれるようになった。

日本中の畑を訪れ続け、築いた信頼関係も数知れず。その渡邉シェフの集大成となる店が、昨年9月に誕生した『FARM AKIRA』だ。

「生産者を応援するというテーマは変わりません。これまで見てきた野菜のベストを揃え、ひとつひとつの素材を耕すつもりで最大限生かします」と渡邉シェフ。

コースのひと皿目には、千葉の石野さんのフルーツトマトや、京都の西村農園の茄子などが集まるイタリア版八寸といったプレートが登場。

沖縄産青パパイヤのイタリア風ソムタム、千葉のゴールドラッシュのフラン、秋田のおかひじきのフリットなどがのる前菜盛り合わせ


生き生きした野菜の色彩が美しく、食せば活力が湧く滋味深さも備える。

冷製パスタはうにとエディブルフラワー、バジルの競演で、こちらも提供された瞬間に顔がほころぶ華やかさだ。

それらのひと皿に並ぶ姿を想像し、向上心を持った生産者が作る食材が、シェフの“FARM”で艶やかに昇華される。

そんな美食の好循環を、その舌でぜひ体験あれ。


千葉県勝浦産の太刀魚のあぶり焼きは、立川にある小山農園のシャドークイーンという紫芋がソースとして活躍。

3種の新じゃがの素揚げが皿を彩る。

渡邉シェフが全国から厳選した野菜の味の深さに感嘆!


渡邉シェフが惚れ込んだ野菜をふんだんに使用。

そのひとつが、千葉県いすみ市で作られる石野さんのトマト。皮まで美味しいので、皮をとることなく調理する。


いまも頻繁に各地の畑へ足を運んでいるという、渡邉シェフ。


『FARM AKIRA』は、渡邉シェフのプライベートダイニング的な空間。

現在はコース(18,000円)だが、表参道へ移転後はアラカルトも提供。



イタリアンに合う日本食材は肉や魚だけじゃない!

女心をくすぐる華やかで美しい「野菜イタリアン」は、デートの切り札として絶対に覚えておきたい!


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