表紙カレンダー Vol.68

フォロワー約126万人。女優・川口春奈がYouTubeですっぴんをさらけ出す理由【動画あり】

東京カレンダーに約1年半ぶりに登場してくれた女優・川口春奈さん。

今回は彼女を、青山の鮨デートに誘い出した。

「つまらないでしょ?芸能人が芸能人らしくいるなんて」

インタビュー中、大好物の鮨をつまみつつ、そんな本音を語ってくれた彼女の素顔に迫る!

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挑戦し続ける人は、美しい


ここ数年の川口さんの活躍は目覚ましい。

昨年は大河ドラマ『麒麟がくる』に出演し、時代劇の経験がなかったにもかかわらず、織田信長の正室・帰蝶を演じ切った。

芝居だけではない。並行しながら、情報番組でキャスターを務める。YouTubeにも出る。さらには世界的ブランドの広告モデルもやる。

新たな分野に踏み出すには言うまでもなく勇気が要るだろう。

「もちろん、私も自分がやったことのない領域に踏み込むのは怖い。失敗したときのことを考えずにはいられません。

でも、何もせずにのらりくらりとやり、現状を維持して生きていくのはつまらない、って。それに、思いきって飛び込んでみると意外となんとかなる。

そして、飛び込んだことによって自分の可能性を広げてくれる人たちとの出会いも得られた。だから、やっぱり前進あるのみです」

YouTubeの世界は、私が自由になれる場所


彼女は約126万人にフォローされるYouTubeの公式チャンネル「はーちゃんねる」ですっぴんをさらしたり、実家のこたつに寝ころんで大あくびしたりと、素の姿を包み隠さず配信しているのだ。

女優としてすでに人気を獲得しながら、なぜここまでやるのだろう。

「私、本当の自分じゃない自分を装って、可愛いとか、いい子とか思われるのが嫌なんです。素の自分をさらけ出して、それで近寄ってきてくれる人がいたら、その方が幸せ。

情けなくても格好悪くても、素が垣間見えた方が親近感を持てる。そうじゃないですか?」


何食べたい?の答えは、もちろん鮨。毎日でも食べたい(笑)


「お鮨は食べ物の中で一番の好物なので、日頃からいろいろなお鮨屋さんに出かけているんです。だから、今回のお誘いは願ったり叶ったり。うれしかったです、すごく」

カウンター席に腰をおろした川口春奈さんは満面の笑みを浮かべつつ、「すごく」に力を込めた。


川口春奈さんが手にしているのはまぐろの赤身の握り。『鮨 将司』で扱うまぐろは、豊洲でも最高峰のまぐろ専門仲卸のひとつといわれる『やま幸』から仕入れたものだ。

まぐろの香りを一番楽しめる季節は春。春先に獲れるまぐろは、赤身なら赤身の味がしっかりとするもの。

川口さんのご覧の笑顔がまさにそれを物語っている。

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