2021.05.14
CHANGE(チェンジ) ~いくつになっても初体験っていいもんだ~ Vol.1「唯一生き残ることが出来るのは、変化できる者である」
進化論を唱えたダーウィンの名言は、人生の成功者にも当てはまる。ビジネス環境はもちろんのこと、ライフスタイルまでもが目まぐるしく変容する今の時代。
重要なのは、時に愉しみながら、柔軟に自分を変化させていくこと。大きく意気込むのではなく、ほんの小さなきっかけを見逃さない。それが人生を謳歌する人間に共通する点。
例えば、デートで飲むいつもの1杯を変えることだってそう。
外食の機会が少なくなったいま、上質なひとときにこだわりたい大人が「デートで訪れるべき店」とは?
上質な空間で、素材の可能性を最大限に引き出す職人の技術を味わう。
鮨は、刺激に満ちた大人のテーマパークといっていい。
東京では全国的に名を轟かす超有名店を筆頭に、無数の鮨店が凌ぎを削る。だが本質を知る大人であれば、自らのアンテナによって探し当てた、“自分だけのとっておきの鮨屋”を持っている。そこには彼ら同様に、あくなき向上心を持ち、変化を恐れない若き大将がいる。
今回訪れた『鮨 石橋正和』も、そうだ。
店主の石橋正和氏が、銀座八丁目という場所に暖簾を掲げて4年。海外を含め、星つきの鮨店での修業を経て、36歳で独立。
木曽檜のカウンターを中心に和の空間が広がる店内は、一歩足を踏み入れた瞬間から非日常の世界へとゲストを誘い、大人たちを静かに高揚させる。
上質で艶やかな夜を求める大人のデートには、「鮨屋」ほどふさわしい店はない。
2人の物語の始まりを告げる一杯。そこには新たな体験が待っていた。
いい店、というのは客を飽きさせない。いつ訪れても、新しい驚きや発見を与えてくれ、舌だけでなく知的好奇心をも満たしてくれる。
『鮨 石橋正和』に、ある男女が訪れていた。
彼がいつものように、1杯目にビールを頼もうとしたところ、大将に提案されたのはジンソーダという選択肢。
手に持ったボトルには「六」という漢字と“ジャパニーズクラフトジン”なる英文が。
普段ならバーで飲むジンを、まさか鮨屋で提案されるとは…。
「和の食材に合うクラフトジンがあるんです。ソーダ割がおすすめですよ」
そう言って、茶目っ気たっぷりの視線を寄越す大将。最近、よく耳にするジンソーダ。抑えられない好奇心も相まって、彼が思わずオーダーする。
横にいる彼女も興味津々。
刺激的な夜になりそうだ。
大将が紹介してくれたのは、サントリー ジャパニーズクラフトジン ROKU(六)。
「こちらは四季の和素材を6種類使用してつくられた、国産のクラフトジンなんです。ジンと聞くと独特の味わいと香りともに、“洋”をイメージされますよね。
でもROKUには、煎茶・玉露、桜や柚子といった和素材など、日本の四季を感じられる香りやさっぱりした味わいがすごく鮨と相性が良いんです。僕は、新しいお酒の愉しみ方をされたいお客様に、ソーダで割ったROKUジンソーダをお勧めしています」
「鮨屋なら瓶ビール、ないしは日本酒でしょ!」といった固定概念を持つ人は確かに多い。そんな習慣を覆し、あえてジンソーダという新たな挑戦を提案してくれる。これが、いい店で食事する醍醐味ともいえるだろう。
差し出された1杯目。さて、その味とは?
この記事で紹介したお店
鮨 石橋正和
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