「私、落ちました…」松本まりかとカウンターで横並びデートしたら、魔性の女っぷりが半端なかった!

元々、私はあざとく生きるつもりはない。というより、できない


「私の声や顔や雰囲気がどうしても、女を武器にしているように思われがちだったので、どちらかと言えば“いかにあざとくなく生きるか”に、心を砕いてきました。

でもそれをあのドラマが肯定してくれて。今では世間の捉え方も”あざとい=おもてなし”といったポジティブな意味合いに変わってきていて、すごい変化だなって思います。

元々、私はあざとく生きるつもりはなくて。というより、できない(苦笑)。いくら市民権を得たからといっても、自分の本質まで変われるわけではないんですよね……」


我々の質問を一つひとつ噛み砕き、ときに時間をかけてゆっくりと答える。その”溜め”とも言える時間もまた、彼女に吸い込まれる呼び水となる。

それはテクニック、計算とは違うのか?そうぶつけてみると……。

「テクニックなんて何もないです、1ミリもないですよ。正直、私はひとつも持っていないと思います。

さっきの話じゃないですけど、いかにテクニックを身につけないか、で生きてきました。例えばなりたいと思う素敵な女性像があって、テクニックを先に身につけてから近づく方法もあるとは思うんです。

でもそれは、私の中にある素敵な女性像とは、乖離してしまう。私はまず中身を詰めて、本物になりたい」

本物、という言葉に彼女が求める本質があるような気がした。それはレストランに求めることにも通じている。

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