至れり尽くせりのもてなしに骨抜き!〆まで凄い和食の新店を行きつけにしたい!

「せいろ」北海道キタワセ種、石狩沼田産

お待ちかねの〆の蕎麦!味わいが異なる「冷温2種」を食べ比べできる!

ここまででも、すでに大満足の内容だが、これからがおたのしみの…!そう、店主自慢の〆の蕎麦だ。

こちらは、店主の出身店である『銀座矢部』のスタイルを踏襲し、十割の手打ち蕎麦を〆に提供。

だが『車力門 おの澤』では、冷たい蕎麦と温かい蕎麦の2種類を用意。

美しく切り揃えられた蕎麦は、銀座の有名店で腕を磨き上げた料理人のなせる技!

「海苔とろ蕎麦」

蕎麦の味を引き立てる、蕎麦つゆもまた絶品!

冷たい蕎麦の出汁は荒節と本枯れ節でコク深く、温かい蕎麦の出汁は宗田節とサバ節ですっきり。温冷の蕎麦の味わいはまったく別ものに仕上がっている。

また、この「温かい蕎麦」は今秋から登場したという注目の一品。

まずこれを供された瞬間、客はその"ふわっとろ”な斬新な見た目にうっとり。そして、その味わいに驚愕することになる。

当日にお店で打つという風味豊かな十割蕎麦に、磯の香りが香ばしい田庄の海苔と、ねっとりとしたとろろが絡みつく。

これに卵も加わり、三位一体の複雑な口福が訪れるのだ!

また、すっきりとした出汁にこれらの旨みが染み出すことで深みが増し、身体を芯まで温めてくれる。これからの季節にぴったりのひと品だ。

最後には、さっぱりとしたデザートを。

この日のデザートは「丹波の黒豆のババロア」。老舗の黒豆卸店『小田垣商店』の黒豆を優しく焚き上げた一品だ。

これだけの満足度でこの価格…。オープンしてからすでにリピート客で盛況しており、驚異的なコスパの良さに来店した当日に次の予約を取っていく人も多いというのも納得だ。

こちらが、店主の小野澤 誠さん。

実はこの店主、料理の腕はもちろん、人柄の良さにも定評がある。

「人が好き、料理が好き、自分も好き!松岡修造さん並に熱い男です。得た技術を磨き上げ、今後どう成長してくか楽しみです」と師匠の『銀座矢部』店主・矢部久雄さんも太鼓判を押す人物なのだ。

確かな料理の腕前と愛嬌のある人柄。この二枚看板があれば、オープンしたばかりでも話題になるのは必然だろう。

『車力門 おの澤』が、未来の予約困難店になるのは確実。オープンしたての今こそ、訪れるチャンスかもしれない。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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