東京カレンダーが太鼓判! 未来に残したい名店たち Vol.52

オリョウリ シュンソウ

お料理 春草

駒沢の地で見事に芽吹いた
端正な日本料理

木を基調としたシックな雰囲気の店内。カウンターからは、料理に向かう店主の真剣な眼差しが窺える

旬の食材が持つ力強い美味さを一皿に込める

箱根の名旅館『強羅花壇』などを経て、20年間にのぼる修業を重ねたのち独立した店主・今井良和氏。日本料理の道に邁進する氏が生み出す料理には、素材と真摯に向き合う誠実さが滲み出ている。

『春草』がメインで提供するのは、季節の味覚をふんだんに詰め込んだコース料理。7~8種の小鉢を組み合わせた八寸には、多様な旬が詰め込まれており、彩り豊かに飾られたその一皿に、ゲストは思わずため息を漏らす。また多くのゲストを虜にするごま豆腐も秀逸。きめ細かで滑らかな口当たりを丁寧に演出するだけでなく、春には蕗の薹、秋には銀杏といった素材を混ぜて練り上げる。氏は定番の味にすら、こうした工夫を凝らし、その時季最高の一皿を完成させるのだ。

修業時代、訪れた料亭に飾られていた禅語「春来草自生」の文字。料亭の大女将は、氏に「修業中は大変かもしれないが、草はその時がくれば自然に芽吹くのだから、春を目指して頑張りなさい」という言葉を向けたという。そして力強く芽吹いた今、氏はその信念を『お料理春草』として店名に掲げながら、さらなる高みを目指す。

前菜の盛り合わせ。この一皿一皿をコース料理のように味わってほしいと、多彩な味わいを盛り込む。内容は日ごとに変化し、訪れるたびに新たな驚きを感じることができる

さば鮨。近海物のさばを使用。程よい酸味と、脂の乗った濃厚な味わいが楽しめる

ごま豆腐。食感と風味にこだわったごま豆腐に、焼きなすと蓮芋を添えた定番の一品

煮物。鰻の揚げ出しに加賀太胡瓜を添えて。コースは¥4,100、¥5,700、¥8,500の3種類


東カレアプリダウンロードはこちら >

【東京カレンダーが太鼓判! 未来に残したい名店たち】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ