“前澤友作氏の食のブレーン”ミトミえもんが、唸りをあげた話題店3選

ある程度、食に明るい人なら、口コミサイトなどで存在を知っているかもしれない。

ミトミえもん、こと見冨宣浩氏は39歳という若さで、前澤友作氏の食のブレーンを務める正真正銘のフーディーである。

彼が太鼓判を押す3軒を紹介する。


株式会社33代表取締役社長。広告代理店勤務を経て独立。モットーは「美味しいもののためなら、地方から世界の果てまで。S級からC級まで」。インスタ(mitomi_emon)では、日々食の情報を発信中

〆の「アワビの土鍋ご飯。焦がしバターの香り」は、魚の出汁と鮑の肝で炊いたごはんに、たっぷりのバターを溶かす。約15皿の「おまかせコース」¥26,950(税込)より

フレンチなのに手渡しあり、 〆のごはんありとフリースタイル! 店主とのカウンター越しの会話も楽しい!

『銀座大石』


昨年9月、銀座にオープン。路上にまで祝花が並んだ光景は、そのニュース性の表れだった。

大石義一シェフはフレンチの名店『北島亭』のスーシェフとして知られ、この独立は周囲に驚きを持って迎えられた。

「前がクラシックな料理でしたから今度はどんな料理になるのかな? と。ふたを開けたら、鮨屋のようなカウンターで手渡しされる料理があった り、〆はごはんだったりと縦横無尽。カウンターのみというのも、コミュニケーションを重視してとのこと。いい意味で裏切られました(笑)」

カウンター12席のみ。客席からシェフの手元が見えるような作りだ。ワインペアリングが¥5,000と破格なので、頼まないわけにはいかない

基礎となる肉の火入れや、ソース の旨さは言わずもがな。

「分量は多いけど緩急があるから食後感は不思議と軽い。デートにも仕事関連の人を連れて行くにも安心感があります」

屈託のない笑顔で接客をする大石氏の話術も楽しく、話題性、実力ともに申し分のない一軒といえる。

アミューズの「毛ガニとキャビアのグジュール」。手渡しで受け取り、そのまま口に入れる。燻製にかけたキャビアの塩味が心地よく、さまざまな食感が絡み合う

八寸の中でも異彩を放つ一品が「フォアグラと栗の最中」

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