先払いで行きつけの店を支援！「さきめし」プロジェクトが面白い！

「さきめし」とは、ＷＥＢ上でレストランへの支援を行えるプロジェクトの名称である。

支援の方法は2通り。行きつけのお店に≪先払い≫をして支援する方法と、飲食店に≪寄付≫をして支援するという方法（※１）だ。

≪先払い≫は、外出自粛などで今は行けない自分のお気に入りの飲食店に食事代を先払いをしチケットを購入。このチケットを、新型コロナウイルスの影響が落ち着いた時期に利用し、レストランで食事を楽しむ。

支援するユーザー側は将来の美味しい食事が約束され、店舗は直近での現金を確保することが出来る。双方にとってｗｉｎｗｉｎの支援方法というわけだ。

（※１） 寄付は５／３１まで。

先払いというと、振り込み作業や店舗での支払いなどの面倒な手続きが必要と考え、敬遠してしまう人もいるかもしれない。だが「さきめし」では、面倒なプロセスは一切ない。すべてがＷＥＢ上で完結できるのだ。

方法はいたって簡単。Ｇｉｇｉ株式会社が運営する「さきめし」の公式サイトから必要な手続きを行うだけ。これだけで、店舗支援を行うことが出来る。

このプロジェクトを手掛けたのは「さきめし」を運営するＧｉｇｉ株式会社 今井了介代表取締役だ。

「いまコロナ禍にあり、飲食店及びサービス業のみなさまが、非常に困窮されています。何か飲食店の応援を出来ないだろうかと考えたときに、我々が運営していた『ごちめし』というアプリが活用できると気付きました。

『ごちめし』はアプリを通じて⼈さまにお⾷事をごちそうできるというサービスです。この機能を使って自分が応援したお店に先にお支払いして、あとで食べに行く、未来のお客様になりますよということをコミットする。これが飲食店への支援と繋がります」（今井氏）

また「さきめし」プロジェクトに、サントリーグループが賛同。飲食業を営む方々を応援したい！日本が世界に誇る食文化を守っていきたい！という想いのもと「さきめし」とサントリーの連動がスタートしたという。

「まだ我々はスタートアップしたばかりの小さなチームであるものの、想いは大きかった。サントリーさんという大きなメーカーが、我々のような会社の信念を気にかけてくださった。そして、御一緒しましょうとお声がけまで頂いた。とても名誉なことと思っております」（今井氏）

サントリーは基金として、1億円を拠出。この基金は「さきめし」に登録している全店舗へ一律の金額で寄付として支払われるほか、一般ユーザーが「さきめし（先払い）」チケットの購入の際にかかる１０％の手数料の負担金（※２）として使用される。尚、寄付は一般ユーザーが行うことも可能。受付は５月３１日（日）まで。

寄付金額の増加やユーザー手数料が無償(※２)となるなど、サントリーが加わることで支援の幅は広がった。

「サントリーさんにサポートして頂けることで、一般ユーザーの方が参加しやすくなり間口が広がったと思っています。ぜひみなさん『さきめし』を通して、お店へ気持ちを届けるという支援の輪に加わって頂ければと思っております」（今井氏）

（※２）6月以降は手数料合計額とサントリーの飲食店寄付額の合計が、１億円になった時点にて「さきめし」チケットにおける手数料無償が終了。

「さきめし」の詳しい情報はコチラ！

さきめし公式サイトには、参加している全国の店舗情報や、店舗応援の詳しい方法などが掲載されている。

また、このプロジェクトに参加したい店舗に向けて登録フォームも用意されている。ぜひチェックして欲しい。