絶対に喜ばれるテッパン手土産 Vol.25

麻布十番で発見!直径5センチの「塩豆大福」が手土産に最適!

爽やかな白?それともこっくりとした黒?


「他では食べられないロールケーキです」と藤沢店長が胸を張る、黒いロールケーキと白いロールケーキ(塩黒豆ロールケーキ 各一本1,600円/税別・カット1P 380円/税別)。

「モノトーンのお菓子を作ろう」というコンセプトになった時、オーナーの知り合いの黒豆農家の存在が浮上。

藤沢店長は、豆なんか炊いたことがない!という所から黒豆研究を始め、今ではお菓子ごとに豆の炊き方を変える黒豆博士になった。


まずは、「白」のロールケーキ。真っ白なスポンジについて尋ねると・・・、

「米だけを食べさせて育てた鶏の卵を使ってます。その卵は、黄身も白いという特性があるんです。また、スポンジに加えているレモンの効果もあるかもしれませんね。レモンは生地に爽やかさをもたらしてくれるのと同時に、レモンの酸の効果により真っ白なスポンジが完成しました」(藤沢さん)

また、クリームの味わいにも特徴が。甘さが控えめなクリームには、具材としてほっこりと炊かれた粒黒豆が入っているのに加えて、皮ごとペーストした黒豆もしっかりと混ぜ込まれている。そのため、最後まで黒豆の風味を楽しむことができる。


見つめるほどに吸い込まれるような、きれいな色合いの黒いスポンジは、竹墨とブラックココアで色をつけられたもの。

「中に入っているのは、クリームチーズを基調にしたクリームです。実は隠し味に、白味噌を加えているんですよ」(藤沢さん)と聞き、口に含むと上品な塩気を感じることができた。

クリームチーズのクリームと聞くと、濃厚なものを想像するかもしれないが、こちらも甘さ控えめなため全くもたつきがない。そのため、黒豆と外の黒いスポンジとの相性もよく大人の味わいに仕上がっている。

目に鮮やかな赤い実は、赤すぐり。口の中でプチっと弾けてシャクっとした歯ざわりで、ケーキに絶妙なアクセントを加える。


こちらが、ロールケーキの土産箱。中身は各色を1本購入する以外に、2色のロールケーキをハーフ&ハーフでも購入できるそう。

手提げ袋には、オーナーの知人の画家が生み出した、店のイメージキャラクター・白猫の「くろ」が描かれている。そう、「しろいくろ」とは、「白いクロちゃん」という意味だったのだ。

最後に、ロールケーキをカットする際のコツを聞くと「ケーキのカットは、包丁を少し温めると綺麗に切れます」(藤沢さん)と教えてくれた。

見映えも味も抜群!こだわりの逸品を手土産に・・・


『しろいくろ』には色々なクリエイターが関わっている。藤沢店長のこだわりの菓子はもちろん、店のデザインやイメージキャラクター、店内に商品として陶芸の丹波焼きが置かれていることもその一つだろう。

この店の始まりは、「この家に生きてほしい」という、古民家の持ち主の願いに応えることだったという。『しろいくろ』は、心あるクリエイターたちの力の結晶なのだ。その心を感じるのか、訪れるお客様も若い女性が多い。

温かい心意気を感じる『しろいくろ』の和スイーツ、大切な人へのお土産にいかがだろうか。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

この記事へのコメント

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No Name
ここの豆大福は本当に美味しいです。バランスが最高。難点は高いこと。
2020/03/08 11:553
匿名
豆大福、好き💕風変わりなロールケーキも
気になるなぁ☺️
2020/03/08 07:471
No Name
ひっそりしてて良いお店ですよね。
2020/03/08 13:171
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