綾野 剛がホテルのバーで放った一言に全員緊張!?大人の男の色香に圧倒された夜

ミステリアスでクール。そんな影のある男らしさが魅力の綾野 剛さん。

今年も主演映画『影裏』が、2月14日に公開され、話題を呼んでいる。

どんな役もこなすこの実力派俳優は、〝人たらし〞とも呼ばれている。

なにが、そんなに人を惹きつけるのか。

その魅力を探ろうと彼と対峙した数分後。まんまと、ハマってしまった取材陣がいた。


撮影現場が、一瞬で〝綾野ワールド〞に

撮影が始まってすぐのことだった。「ちょっと待ってね。そんなにすぐ、色々はできないから」。

そう言って、クラシカルなバーカウンター席に腰掛けた綾野 剛さんは、ざわついていた場を制するかのように、テーブルをコツコツ叩いた後、高い天井を見上げた。

一瞬にして、場の空気がピリッとしまる。今にして思えば、これが、彼がこの場の主導権を握った瞬間だった。

「じゃ、始めましょうか」。

いざシャッターを切り始めたときにはもう、現場は〝綾野 剛〞という存在に、圧倒的に支配されていた。

長い手足をしなやかに操り、クールなポーズを決めてうっとりさせたかと思えば、おちゃめなポーズをとって和ませる。

驚いたのは、撮影中、綾野さん自らがどんどんアイデアを出してくれたことだ。バーではカメラマンをちょいちょい、と手招き。

テーブルや椅子を自ら動かし、「ここで撮ろう」と店奥の壁にあった大きなタペストリーの下に誘う。これがまた、望外な1枚になる。

新宿のホテルのバーに現れた綾野 剛は、まぎれもなくその場を制するスターだった。


場所をスイートルームに移してのシューティングと、ロングインタビュー。

本誌最新号では、彼の仕事観、男の友情、そして、プライベートで行く飲食店についてまで、驚くほど饒舌に語ったインタビューを、妖しげな魅力を放つ写真とともに掲載している。

インタビューが終わり、撤収しようとしているときのこと。

突如綾野さんがカメラマンに「写真最高でした!」、ライターには「分かりやすく書いてくれていいからね」、さらに編集に「また出してください」と、スタッフ一人ひとりの目を見つめ、声をかけてくれたのだ。

緊張がほどけ、心の距離が一気に近づく。見事に全員、「綾野さんって、いい人……♡」となっていた。

綾野 剛は、影がある役者だ。彼の憂いを含んだ眼差しや佇まいに、我々は惹かれる。

だが、メディアでは見られない彼の「影」の部分こそが、綾野 剛という男の魅力の本質を、作っているのかもしれない。

――そう思わされた怒涛の取材の一部始終を、発売中の本誌最新号ではあますことなく掲載している。

綾野 剛の「影」の魅力とは。ぜひ本誌でご確認いただきたい。

■綾野さんが訪れたのは…
施設名:京王プラザホテル
住所:東京都新宿区西新宿2-2-1
TEL:03-3344-0111

■プロフィール
綾野 剛 1982年1月26日生まれ。岐阜県出身。映画、ドラマで数々のヒット作に出演。2016年に主演した「日本で一番悪い奴ら」で第40回日本アカデミー賞 優秀主演男優賞を受賞。今年11月には映画『ドクター・デスの遺産』も公開予定

■衣装
シャツ¥95,000、パンツ¥79,000<HAIDER ACKERMANN/SANKI SHOJI CO.,LTD. TEL:03-3470-8232>、サンダル¥132,000<GIUSEPPE ZANOTTI/GIUSEPPE ZANOTTI JAPAN TEL:03-6894-7510>、その他<スタイリスト私物>

東カレアプリなら、電子書籍で読み放題!

プレミアムサービスなら、最新号も過去号(約10年分)も、電子書籍で読み放題!
レストラン検索機能もついて超便利!
アプリでのご利用はこちらから
※最新版のアプリをダウンロードしてください。

紙版をお求めの方はこちらから

※東京カレンダーは毎月21日頃の発売です。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo