三軒茶屋はワイガヤだけじゃない!大人もしっかり楽しめる深夜まで営業する人気店5選

センスの良さを感じさせるシンプルな内装。カウンターは手際よく調理をする五十畑さんを眺められる特等席だ。旬菜をつまみつつ次の料理に期待を膨らませ待つ時間は、至福の一時


日毎に変わる品書きに通う楽しみが湧く本格割烹

『夕』

世田谷通りを歩き、駅から徒歩10分。少し距離のある場所でも客足が絶えないのが、今年で13年目を迎える割烹『夕(セキ)』だ。

ガヤガヤした駅近くのエリアよりも、ゆったりと食事ができる、大人の隠れ家をイメージし、あえてこの場所をオーナーが選んだ。

現在は日本料理店で技術を積んだ五十畑氏が腕をふるう。

冬の定番メニュー「小ヤリイカ・ガリ・青葱のかき揚」¥1,000。サクッとした軽い食感と酸味が控えめなガリの甘さが口の中に広がる


メニューは定番もあるが、川崎の北部市場から仕入れる鮮魚や山梨直送の野菜など、その日に仕入れた食材に合わせて料理を考えており、日毎に少しずつ変わっていく。これが頻繁に通っても飽きない人気の秘訣だ。


からし醤油で食べるのがおすすめな岩手県産の〆さばや北海道産の生タコ、天然のカンパチなどが盛られた「本日の鮮魚・お造りの三種盛り合わせ(2人前)」¥2,500

若林交差点のほど近く、世田谷通りに面した入り口は高級店のような雰囲気を醸す。一見入りづらそうだが、入ってしまえば店内はアットホーム。近所に欲しい一軒だ


ドリンクメニューで目を引くのが、国産ワインのラインナップ。気になるワイナリーには足を運び味を確かめ、厳選したものを仕入れている。

そしてなによりも嬉しいのがLOは24時と深夜帯まで営業していること。残業終わりの遅い時間でも立ち寄ることができ、ゆっくりとした時間を過ごせる。働く大人の憩いの場となる割烹がここにある。

テーブル席が並び、カップルや女子会、家族で賑わう店内。入り口入ってすぐにカウンター席も用意。寒い夜は温かい鍋を囲んで深夜まで語り明かしたい


博多名物「もつすき」で身も心も温まる。
夜会の救世主はLO26時

『てっぽうや五臓六腑』

新旧入り混じった雑多な茶沢通りの中で一際モダンな店構えが目を引く『五臓六腑』。その2Fに昨年秋にオープンしたのが『てっぽうや五臓六腑』だ。深宵から宴をスタートするなら、目指すべきはこの店。

仕掛け人は『五臓六腑』のオーナーで、焼酎文化の普及に貢献する高橋研さんが手掛けると聞けば、陳列された酒場風情も頷ける。

「牛もつすき」¥3,980(2人前)。グツグツ踊る鍋の臨場感も気分を高める!もつ、野菜ともに追加オーダー可。〆に好評なのは「カレー雑炊」¥700。スパイスの効いたカレーに刻みトマトと大葉を添えていただく。味覚を刺激するコラボレーションでノックダウン必須


また、店名の「てっぽう」とは豚の直腸のことで、高鮮度のもつを扱う。これを関東風の割下で煮込み、卵をつけてすき焼き風にいただく。

コク深い脂が出汁に染み出し、野菜がいくらでも食べられてしまうのだ。そして時折、もつのほど良い弾力感を楽しむのも乙。

もつすきにはフランス産リーファーワインや薬膳酒など、趣向を凝らしたアルコールを合わせるのも刺激的だ。

「昔ながらのグラタン」¥980は、裏人気メニュー。ベシャメルソースとマカロニにパルメザンチーズをのせたシンプルな一品が男心をくすぐる。平日はビジネスマンや芸能関係者も多いが、週末はカップルや女子会の需要も増えるため予約必須


至極便利なロケーションでLO26時まで楽しめ、鍋以外にも牛タンステーキなどボリュームのあるつまみがそろうのはまれ。深夜まで忙しい人々の欲求を満たしてくれること請け合いだ。

この記事へのコメント

Pencilコメントする

コメントはまだありません。

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo