日々を豊かにする世田谷の話題店 Vol.4

下北沢らしくも大人感抜群な人気店!この雰囲気で実は日本料理のギャップも楽しい!

近所のいい店で上質な時間を過ごす。これこそが世田谷流。

広大な世田谷のさまざまなエリアから、新店、人気店だけをピックアップ。今、世田谷をにぎわす話題店を紹介する。

前回の『ビストロ ラドレ』に続く4軒目がこちら。


下北沢が誇るハイセンスな日本料理といったらここ
『サーモン&トラウト』@下北沢

若々しいセンスは、常に下北沢にある。中でもこの街でひときわ異彩を放つ日本料理店をご紹介。


下北沢はいつだって、大人のおもちゃ箱である。混沌の中に大人の尖ったセンスが隠されている。

下北と三軒茶屋の間に潜む『サーモン&トラウト』はそんなこの街らしい一軒。

去年6月にシェフが交代し、現在は都内の日本料理店で副料理長を務めた中村拓登さんがキッチンに立つ。

オーナーカヴィスト柿崎至恩さんの哲学である、自然のサイクルや伝統的な製法を大切にした選りすぐりの食材はもちろん健在。

中村さんは日本料理に軸足を置きながら、自由度の高いスタイルで料理を繰り出す。


おまかせコースは8~10品¥8,000。ドリンクペアリング¥5,000。

メインの「鴨の治部煮 菊芋のピュレ」。黄色のパウダーは中村さんの友人が自然栽培で育てたみかんから作る。

ペアリングはカナリア諸島の赤ワイン。海のニュアンスが日本の食材と響き合う。

「長芋の梅酢あんかけ」には島根の十六島(うっぷるい)岩海苔を添えて。ひと皿目はインパクトのある料理から、ふた皿目は口直し的なものを。シチリアの白ワインのマスカット香と海苔のヨード香を合わせる


「最も大切にしたいのはコースのリズム」と言い、緩急をつけた構成でゲストを〝サモトラ〞の世界に引き込む。

自転車のフレームを飾ったガレージ風のインテリアと自由闊達な日本料理。この取り合わせのギャップもまた下北沢らしい。

独特のインテリアが、特別な体験を後押ししてくれる

日本酒だけじゃないペアリングの妙技!

サーモン&トラウト=“痛風”の意なり!

【店主に聞いた】そんな『サーモン&トラウト』の大人な客層


近所に住むおひとり様から、同性の友人同士、もちろんデートもあり。6席のテーブルもあるのでグループでも会話を楽しみながら食事ができる。

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