禁断の社内恋愛を楽しむ25歳女。彼女の恋が“絶対に許されなかった”ワケ

アヤさん:大学院卒業後、少しの間勤めていた職場には20代女子が少なくて。私ともう一人の二人だけだったんです。

その職場では、男性陣から影であだ名を付けられていて…私は「姫」でもう一人の子は「ゴジラ」と言われていることに、気付いてしまったんです。


東カレ編集部:それを知ったとき、正直どんな気持ちでした?


アヤさん:当時、本当にほとんどの男性社員が自発的にそう呼んでたのでシンプルに良い気分でしたよ。

「俺のお姫様」って言ってる人もいました(笑)もちろん“世間知らず”とか“トロい”とかそういう意味が含まれてることも知ってましたが、悪い気はしませんでした。

同期の男の子も新人に「仕事内容は姫を守ることです」とボケて、新人も「わかりました。ナイトになります!」とノッてくれたり…。

「本当にチヤホヤされるってまさにこういう感覚なんだ。20代後半になるまで知らなかったし、ここまで言われるのは年齢的にも最初で最後だろうな」と思いましたよ。


東カレ編集部:いつのまにか職場の人気者になっていたんですね。


アヤさん:当番で掃除してただけで「リアルシンデレラがいるぞー!」と言われたりしてました…(笑)

当時周りにいた女性社員たちは、絵に描いたような苦笑いをしてましたね。そりゃそうですよ。私は仕事できませんでしたから。私も私みたいな奴が仕事場にいたらすっごくイライラすると思いますね。

実際に「あなたはちょっと涙見せれば、男はみんな自分の言いなりになると思ってるでしょ?」なんて言われたこともありました。私がそんなこと思うワケないのに。


東カレ編集部:当時はどんなことを思ってたんですか?


アヤさん:「私も痩せる前なら、きっとゴジラってあだ名を付けられていたに違いない。男ってやっぱりヒドイな…」って。

「ここの人たちは昔の私を知らないんだ。じゃあ、次は敵を作らないように立ち振る舞い方を変えよう」って決めました。


東カレ編集部:立ち振る舞い方を変えるって、どういうことですか?


アヤさん:元々ネガティブな私は、無邪気で可愛い子の振る舞い方を知らなくて。動画やネットの記事を漁って、自分に自信を持った可愛い子の言動やテクニックを色々勉強するようになりました。

“可愛い”とされている仕草を無理やり習慣付けて、自分のクセにしてしまおうと思ったんです。クセにすることで無意識のうちにオトせると考えました。


東カレ編集部:可愛い仕草って、具体的にどんなものですか?


アヤさん:カンタンなものだと、オーバーに大きくうなずいたり。「すみません」と手を合わせるポーズとか。

嬉しいときは無音拍手ですね!(笑)あとは休憩のときに、白いハンカチを膝の上に乗せる。…私は白かピンクのハンカチしか買いません!


東カレ編集部:すごいこだわりよう!上級者向けのテクニックはありますか?


アヤさん:話すときの距離間は、普通の人より近めがいいですね。意識的に相手に1歩近づきましょう。

あとはどうでもいい話をして「他の人には秘密にして下さいね!」って付け足したり、基本コソコソ話す。他の人が来たら会話をやめます。


東カレ編集部:「あなただけは、特別」という雰囲気を出すんですね。


アヤさん:ほかにも、スマホで画像を見せるときは相手にスマホを渡さない。自分ごと行って隣にくっついて画像を見せるとか。

これは割と勇気がいると思うのですが「もうやだー!」といってツッコミの様なボディタッチをするのもいいと思います。

上記のテクニックは“ターゲット男性にだけやっていると見せかける”のが大事です。誰かれ構わずやってると思われるとこっちが悪者になります。気をつけて下さい!(笑)


東カレ編集部:テクニックを実践した結果、周りの目はどのように変化しましたか?


アヤさん:面白い様に釣れて大漁でしたね(笑)

1番快感を感じたのは、いろんな人から「お前ホントにモテるなぁ!」って言われたこと。昔の私からしたらどれほど縁遠い言葉だったでしょう。またどれほど憧れた言葉だったでしょう。

本当にこのときは、身体中を快感が走りましたよ(笑)

さらに、たった1年半で同じ職場の男性5人から告白されたんです!もう、ここまで来るとゲーム感覚ですね。すっかり調子に乗り、職場内でも権力を持っている男性2人と同時に付き合うことにしたんです。

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