「もうムリ…我慢の限界!」良妻を演じている女が離婚を考えた、夫の不用意な失言とは

−この結婚、本当に正解だった?−

かつては見つめ合うことに夢中であった恋人同士が結婚し、夫婦になる。

非日常であったはずのときめきは日常となり、生活の中でみるみる色褪せていってしまう…。

危機を無事に乗り越える夫婦と、終わりを迎えてしまう夫婦。その違いは一体、どこにあるのか−?


我慢の限界に達した妻の爆発−妻の言い分−


妻:岡崎未央(仮名)
年齢:29歳
職業:フリーライター

平日の昼下がり。表参道のカフェで彼女と会った。

彼女の、落ち着いた佇まいは、経済力ある夫に守られた幸福な妻なのだろうと推測させる。

「私は、フリーライターをしていて、朝から自宅で締め切りの迫った原稿の執筆作業をしていたんです。さきほど、入稿を終えたところです。

でも、仕事は、別に忙しくないんです。…というのも私、3年前に結婚してから仕事をセーブしてきたので。今は時々、某WEBメディアに恋愛系のコラムを寄稿しているくらい」

しかし、彼女はそんな自身の現状に満足していないようなのだ。

「新婚のうちは仕事なんて二の次だと思ったんです。実は私の両親は幼い頃に離婚していて…なので、幸せな家庭を作ることが私にとって最優先でした。でも…今は正直、後悔しています」

苦々しい表情を見せて、未央はこれまでの経緯をポツポツと語り出した。

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