小寺慶子の「次くる肉!」 Vol.16

ロガマステーキ レンガ

炉窯ステーキ 煉瓦

“ 同じ窯の肉”を食べれば親密度もさらにアップ!

塊肉のコースは¥6,800のみ。焼き上がりに合わせて提供するため、入店時間によっては、メインの肉からスタートすることも。写真の部位はイチボ

暑気払いだ、納涼だと夏の暑さにかこつけて(!?)酒宴が増えるこの季節。大人数で集まるのなら定番のビアガーデンでワイワイもいいけれど、たまには趣向を変えて、塊肉をみんなでシェアするというのも大いに盛り上がるはずだ。

6月に渋谷にオープンした『炉窯ステーキ煉瓦』。6㎏の塊肉をゲスト同士でシェアするというスタイルが注目を集めている。

この店の若き“肉焼きスト”は24歳でイタリアに渡り、サルデーニャのレストランで働いた経験を持つ横山亮平シェフ。ミルトの葉で焚き火をしながら羊や豚肉を焼いて食べる食文化に触れ、「塊で焼く肉はこんなに美味しいのか」と感動したのだと言う。理想は、「肉の繊維の間にジュースが内包されている状態の仕上がり」

6800円のコースのみを提供する第1部のスタートに合わせて炉窯で焼き上げられる肉のひとり当たりの“配当”は、180〜300g。思いきって貸切りにし、肉パーティを楽しむも、デートで訪れて“同じ窯の肉”を食すもよし。相手が少食なら、持ち分のスライドも可能。肉欲旺盛な身としては、パートナー選びにも気が抜けない。

●こでらけいこ
人生最後の日に食べたいのはもちろん肉。年齢とともにカルビよりハラミ、サーロインよりもヒレと、嗜好が変わりつつあるが"肉愛"は不変! 趣味はひとり焼肉

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