世田谷は寿司も最高なグルメタウンだ!気軽に絶品寿司をつまめる名店4選!


握りをポンとつまんで、ぐびりと一杯。そんな幸せがここにある。

高級住宅地の多い世田谷には、近所の人が行きつけにするのはもちろん、わざわざ行きたくなる鮨の名店がそこかしこに。

芸能人もお忍びで通う隠れ家から、新店まで一挙に紹介しよう。

希少になった"本手返し"を継承するご主人

江戸のエスプリを頬張る幸せ『金多楼』

江戸前握りの伝統的な型ながら、手数が多く、今ではほとんど使う職人がいない"本手返し"を継承。

シャリとネタが扇型になった姿勢のいい鮨を現出させるのは、三宿の住宅街に潜む鮨屋『金多楼』のご主人・野口四郎氏。

財界人や、著名人のファンも多い名職人だ。

左上から時計回りに、鯵、まぐろのヅケ、穴子、真子鰈

鮨はご主人と二代目の剛さんがネタによって握りわける。

艶やかなまぐろのヅケは、ねっとりとした旨みと清涼感のある青唐辛子の辛みが絶妙。

鯵は旬の走りの時期のみ皮つきで供す。酢で〆めてあるにも関わらず、血合の色が美しい。

煮あげた穴子は皮がブリンと弾け、淡雪のように口中で溶ける。桜色のガリはたおやかに甘く、後引く旨さだ。

ウニ巻き。海苔の香りとウニの香りが最高にマッチしている。

巻きもののウニは礼文島のエゾバフンウニを使用する。

利尻昆布を食べて育ったウニは、甘みが強く旨みも濃厚だ。

ポンとつまんで、熱燗をぐびりといきたいものだ。

丁寧に仕事を施したネタが行儀よく並ぶ

小ぶりな握りはどれもしみじみ旨く、「真っ当な江戸前鮨ここにあり」と得意満面で人に教えたくなる1軒である。

カウンターで腕を振るう店主・堀川さん

芸能人もお忍びで通う隠れ家的名店『鮨ほり川』

世田谷代田駅から徒歩10分ほど、梅ヶ丘通り沿いに佇む『鮨ほり川』は、隠れ家的な立地も手伝い、創業当時から現在も多くの業界人に愛され続ける名店である。

銀座などで修業を積んだ店主・堀川さんが28歳という若さで開業。老舗ながらもインスタでも情報を発信し、若い世代からも支持される。

店主の朗らかな人柄に引き寄せられるように、店内は常に賑わいをみせている。

その日味わえるネタを全て見せてくれる。豊富なネタから好きなものを選ぶのも楽しみのひとつ

『鮨ほり川』では、コースの用意はなく好きなものをお好みで注文するスタイルである。

席に着くと、その日味わえる旬の食材がズラリと目の前に並べられ、「今日はコレが美味しいよ」「光り物でおすすめは?」など店主と言葉を交わしながら、好きなネタを選ぶのだ。

最初に供される料理だけでもお酒がどんどん進んでしまう

その日味わうネタを決め終えた頃、運ばれてくるのはお通し3品。「もずくサラダ」、「米のかき揚げ」、「マスコ」など旬を取り入れた料理はお酒との相性も抜群。

また、お刺身を注文した人には、これに加えて長芋や水茄子など野菜の漬け物6種盛り合わせも供される。

好みのネタを選ぶ時間も楽しみのひとつ

もちろん『鮨ほり川』はコース提供ではないので、いきなり握りを注文するのも、つまみをいつまでも堪能するのも全て自由。大人の気ままな時間を楽しませてくれる場なのだ。

同店を訪れる人のお目当てにもなっている「あぶらかれい えんがわ」や、たっぷりと盛られる「生うに」などはもちろん、「めねぎ」や「エシャロットとうずら」といった野菜を使用した握りも豊富に揃う。

「とまととうふ鍋」(1人前1,600円)

また寒い時期にぴったりなのが、仕入れる魚介と野菜を組み合わせて作る小鍋料理。

一番人気は、通年味わうことができる「とまととうふ鍋」。

胡麻と梅酢を混ぜ合わせて作る出汁のなかに、えんがわ、トマト、とうふと言った具材がたっぷりと入っており、濃厚ながらもさっぱりとした味わいで、いつまでも食べていたくなるほど美味だ。

奥には座敷席も備え、宴会が行われることもしばしば

肩肘はって食べる寿司じゃなく、気軽に好きなものを好きなだけ食べたい夜には『鮨ほり川』を訪れ、季節の味わいを堪能してみてはいかがだろうか。

この記事へのコメント

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田舎者
あーあ、船田さんがシンガポール🇸🇬から帰ってきてくれないかなあ。船田さんに紹介して欲しいお店ばかりですね。😉
2019/12/05 17:413

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