聖なる夜にライブって大人じゃない?久保田利伸さんが“最高のクリスマスデート”を教えてくれた!

クリスマスシーズンがもうすぐ到来する。

特別なデートを控えたこれからの時期、東京カレンダーが提案したいのは、“生の音楽を楽しむ”ということ。

ニューアルバムのリリースと、クリスマスライブを控える久保田利伸さんに、とっておきの日に生演奏を聴く贅沢さについて聞いてみた。


久保田利伸さん、聖なる夜に生の音楽を聴く醍醐味、教えてください

イチ音楽好きとして、ほかのミュージシャンのコンサートにもよく足を運ぶという久保田さん。クリスマスの時期になると、ニューヨークで訪れた、あるライブでのワンシーンを思い出すという。

「ニューヨークに住み始めた年の12月、雪の積もったある夜に、マンハッタンのダウンタウンにあるライブハウスに、タワー・オブ・パワーというバンドのライブをひとりで観に行ったんです。

その時、『The Christmas Song』っていう曲をサックスソロでカバーしてたんですが、それ聴きながら大号泣しちゃったんです。」


「ライブで泣いたことなんてなかったんだけど、心細さや寂しさ、これからの不安なんかが爆発しちゃって。

そこにニューヨークの冬の寒さだとか、音楽が持つ強さと優しさ、そしてクリスマスというタイミングが重なって、どうにも涙が止まらなくなって。彼らの音楽に、かなり癒されたのを覚えています」

と、懐かしむように穏やかな表情で語る久保田さん。生音の迫力や空間を作り上げる熱気やムード。

どんなに良質なスピーカーで聴いても超えられない、ライブだからこそ揺さぶられる感情や一期一会の感動があるのだという。

「たとえばそれがクリスマスなら、どんなミュージシャンでも、歌い手でも、絶対にクリスマスにちなんだ選曲や演出をしますから。これは1年に1回しか出合えない、とてもスペシャルで楽しいことですよね」

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