夫の反乱 Vol.14

調子に乗っていた妻に、夫が起こした反乱。夫婦の行く末は?「夫の反乱」全話総集編

—女は、愛されて結婚するほうが幸せ。

その言葉を信じて、愛することよりも愛されることに価値を見出し、結婚を決める女性は数多くいるだろう。

めぐみも、夫からの熱烈なアプローチを受けて結婚を決めた女のひとりだ。

だけど、男女の愛に「絶対」なんて存在しないのだ。

“亭主元気で留守が良い”を豪語し、家庭は二の次、好き放題やってきた美人妻・めぐみ。ところがひょんなことから、夫の様子がおかしいことに気づく。

夫を大切にすることを完全に忘れてしまった妻の行く末は…?

「夫の反乱」一挙に全話おさらい!

第1話:「夫が、私の誘いを断るなんて…」。溺愛されていた美人妻が、結婚3年目で感じ取った異変

“19時半に東京駅到着の予定。家、ご飯ある?”

18時。シューズクロークで靴選びをしていためぐみは、夫・弘樹からのLINEを見るなり小さな声をあげた。

「えっ、帰ってくるの…!?」

−っていうか、どこに出張行ってたんだっけ…。

今日はこれから、メガバンク時代の仲良し同期・千春と樹里と『モルソー』でディナーの予定。化粧を終え、おろしたてのBCBG MAXAZRIAのワンピースに着替えて、香水もワンプッシュしたばかり。靴が決まり次第家を出る、そんなタイミングだった。

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第2話:体調不良で苦しむ妻の横で、ゲラゲラ笑って動画を見る夫。怒りに震える妻が発した、禁断の一言

“あなたの彼は大丈夫?男の浮気を見破る8つの兆候”

美容室で、女性誌をパラパラめくっていためぐみは、ある特集ページで思わず手を止めた。こんな記事、普段なら視界にも入ってこないのにと思いながら、周囲に人がいないか、ぐるりと見回す。

最新のファッションでもトレンドカラーでもなく、浮気の記事を熟読しているところなんか、絶対に見られたくないからだ。

−読むなら今しかない!

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第3話:「平日の昼休みに、浮気…?」夫を疑う妻が目にしてしまった、禁断のメッセージ

「ジム、行ってくる」

クローゼットから着替えを取り出し、出かける準備をしている。少しは反省したかと思ったが、そんな様子は全く見受けられない。めぐみの怒りが、再びフツフツと湧いてくる。

「どうぞごゆっくり。私は、ひもじい思いをすれば良いんでしょ!」

嫌味たっぷりに吐き捨てると、弘樹は冷たく微笑みながらこう呟いた。

「…Uber Eatsでも頼んだら?」

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第4話:「結婚当初は、可愛い妻だと思っていたけど…」。夫が結婚3年目の反乱を起こした理由

今日は、今度結婚する同期・康太の二次会の打ち合わせのため、大手町に勤務する3人で集まっている。多忙を極める彼らにとって、平日昼間は貴重な時間。定期的に『パスターヴォラ』に集まって、ランチを食べながら打ち合わせしているのだ。

「いやー、結婚は墓場だよ、墓場!」

弘樹が頭を抱えながら言うと、二人が大笑いした。

「あんなにゾッコンだったのに3年も経つと、こうなるのね。ああ、怖い」

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第5話:「私、優しさに飢えてるの・・・」。夫の不在中に、やりたい放題の妻がとった行動

「それじゃ、行ってくるね。俺の留守中、戸締りとかちゃんとしてな」

出掛けに弘樹が声をかけてきたが、めぐみは布団にもぐって聞こえないふりをした。

今日から、2週間ほど海外出張と聞いている。行き先は、東南アジアと言っていた気がするが、最近の険悪なムードもあり、詳しいことは聞いていない。

−2週間ひとりだと思うとせいせいするわ!

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第6話:夫の出張中、男と楽しむ妻。浮かれる女を窮地に陥れた、見知らぬ番号からの着信とは

−めぐみ、連絡も返さないで何やってんだよ…。

会食を終えてホテルの部屋に戻った弘樹は、テーブルに置かれたミネラルウォーターを一気に飲み干した。時刻は、タイ時間で22時。日本との時差は2時間あるから、日本は24時だ。

めぐみには緊急事態、至急連絡してほしいと昼過ぎに連絡したが、9時間経過した今なお、返事はない。

まさか、自分のことを着信拒否、ブロックしているのではないか。そんな気さえしてくる。弘樹は、キングサイズのベッドにスマートフォンを投げつけた。

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第7話:前は、なんでもしてくれる夫だったのに。夫に突然見放され、妻が向かった場所とは

昨日電話に出なかった自分のことは棚に上げて、めぐみは“大至急!”と返信を打つ。

義母を怒らせてしまったため、すぐに対応策を相談したかったのだ。

義父の入院を知らせる連絡を無視し続け、夫の出張を把握していない嫁。義母の自分に対する評価は最低だ。

事実、吐き捨てるように「とんでもないわね」と言われてしまった。一刻も早く汚名返上しなければならない。

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第8話:「献身的な女を演じてみせる…」。夫を放置してきた妻が、“良い妻”に豹変した真の狙いとは

今日ばかりは、炊き込みご飯に味噌汁、あじの干物、青菜の煮浸しにがんもどきの煮物など、食事の用意もちゃんとしてみた。

本気で心を入れ替えたというわけではない。とにかく、弘樹と話がしたかったからだ。

“おかえり!久しぶりに和食食べたいかなと思って頑張って作ったよ。待ってるね”

こんな殊勝なことをするなんて、新婚以来…いや初めてかもしれない。もし世界白々さランキングなどがあれば、圧倒的1位に輝けるほどの白々さだと思う。だが、他に良い策が思いつかなかった。

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第9話:妻を誘っても「疲れてる」と拒絶され続け…。ガマンの限界に達し、夫がとった行動とは

「どうしたの?こんな時間に」

普段、休みもほとんど取らず皆勤賞に近い夫が、平日昼間に突然帰宅したことに驚いたのだろう。戸惑いの表情を見せながら尋ねてきた。

「インフルエンザだって…」

弘樹は、顔を歪めながら答える。普段、献身的な妻なんてものとはほど遠いが、体調不良の時くらい優しく接してくれるだろう。そう期待した次の瞬間。めぐみの口から飛び出したのは、想像を絶する言葉だった。

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第10話:横柄だった妻が、ついに夫に頭を下げた…!夫の経済力にすがりつく女が受けた、非情な仕打ち

「母親のところ、手伝いに行ってくれたんだって?ありがとな」

沈黙を破ったのは、弘樹の方だった。めぐみは、思いがけない優しい言葉にビクッとしてしまう。しかし、弘樹はガッチリと腕組みをしており、その目は笑っていない。完全に自分を拒絶しているように見えた。

「ううん、私こそ悪いことしちゃったから。色々と迷惑かけちゃってごめんね」

そう答えた後、めぐみは心の中で「よし!」と呟いた。そして拳をキュッと握ると、思い切って話を切り出したのだ。

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第11話:「私は、夫に見捨てられた女なの…?」夫に出て行かれた妻が、夫婦の危機を誰にも言えない事情

「俺、離婚するかも」

弘樹の言葉に、その場が静まり返った。平日のランチタイムにそぐわない、随分ヘビーな話題である。

今日は、定例のサッカー部同期の結婚式の二次会打合せのため、実咲と悠斗と『サングリア』に集まっていたが、弘樹はそんな気分にはなれず、開口一番切り出した。

「喧嘩、まだ続いてたの?」

シーンとなっていた空気を打ち破ったのは、実咲だった。

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第12話:夫婦生活3年で、溜まりに溜まった男の不満。夫が妻に要求した3つのこととは

「めぐみさんって、そんなに賢くないよね?」

『TRIPLE ONE Singapore & Chinese Cuisine』で、ビール片手に愚痴をこぼしていた弘樹に向かって、実咲が言い放った。

「お前…、さすがに人の嫁に対して失礼じゃないか?」

弘樹は、昼と同じく不躾な物言いに、思わずムッとする。自分がめぐみの愚痴を言うことはあっても、他人から否定的なことを言われると、それはそれで頭にくるのだ。

「じゃあ、めぐみさんの話しないでよ。ここでグダグダ言ってても何も変わらないと思うけど」

第12話の続きはこちら

第13話:「俺がお前を養ってやってるのに…!」上から目線の夫を閉口させた、妻の秘策とは

いつもだったら掃除機をかけたと言ってもちょっと汚れていたりするのに。

−めぐみ、頑張ってくれたのかな…。

それなら、ちゃんと気づいたよというアピールと感謝をしなくては。

「玄関と部屋、掃除してくれたの?すっごい綺麗だね。料理もすごく美味しかったし。俺、感動しちゃったよ、ありがとな」

そう言って笑顔を向けると、めぐみは驚くほど冷たい声で言い放った。

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