煮沸 Vol.7

大ヒット連載『煮沸』第二章を絶賛配信中!第一章(全話)はこちらから!

※当記事下部に『煮沸 第一章』全話がございます。

◆記録的大ヒットとなった『煮沸』の続編が、一年の沈黙を破りついに登場!


配信直後から話題を呼び、全5話ながら2018年最大級のヒットとなった『煮沸』。
そして1年の沈黙を破り、11月23日(土)より「煮沸 第二章」の配信をスタート!

…解決したかに見えた事件。しかし、その物語には続きがあった。
恵一の新たなる凶行。そして恵一を追う謎の男。

ーすべての人が、狂っている。

第一章で明かされなかった事実を紐解きながら、圧倒的なスピード感で繰り広げられる、サスペンス巨編がここに!

>>>「煮沸第二章」のVol.1はこちらから

◆ただいま第一章(全話)を無料配信中!


(あらすじ)
凄惨極まる少年期により解離性同一性障害(多重人格)に陥った男。
さらに男には、考えられない「特殊な能力」が備わっていたー。

昭和から平成へと受け継がれた「社会の負の遺産」により産み出された、最悪の怪物 ”橋上 恵一” 。

恵一により繰り返される数々の凶行、そして手記により徐々に明かされるおぞましき過去。
やがて物語は、決して予想できない衝撃の結末を迎える…!

第一章全話はこちらから!

第1話:破滅した時代の寵児。あなたにわかるだろうか。彼はいつから狂っていたのか

“事件を起こすに至った、自分の人格を理解したい”

趣旨と報酬を告げると、汚れたシルバーフレームの眼鏡に手をあてて、彼は言った。

「では、人生の一番はじめから記憶を遡って、特に印象に残っている出来事を思いつくままに書いて、私に送ってください」

>第1話はこちらから

第2話:開けてはならぬ記憶の扉が、いま動く。この男の記憶は、すべて都合良く歪曲された幻なのか?

『十分。幼少期から、十分、あなたは壊れはじめています』

飯島が放った言葉が、喫煙部屋のタールのように脳裏にこびりついて離れない。触らずとも、ベタベタしていることが感覚でわかる。

『記憶はね、”認識”なんです。事実に解釈が加わって、はじめて記憶です。誰でもいい人生だったって思えるように、うまくできてるんですよ』

>第2話はこちらから

第3話:お金さえあれば生きていける。筆箱の中に友達を隠す少年は、こうして『怪物』に成り果てた

「…お兄さんはどこへ行ったんですか?」

笑いながら飯島が言う。

「調べました。あなたは、長男です。お兄さんなんていません」

頭の中で、電灯に蛾が衝突するときの電子音のようなものが響き渡った。昔、よく聞いた音だ。

手記を書いていて気づいたことがある。私の記憶に色はあまりないが、音だけは鮮明だ。

>第3話はこちらから

第4話:親から子へ引き継がれる“負の連鎖”。襲い掛かる不幸に、目覚めてはならない人格が覚醒する

「あれ、もう帰るんですか。せっかくきてくれたんだ。話を…」

「俺は息子の恵一に会いに来た。お前じゃない。」

老人は立ち上がり、恵一に背を向ける。

「…死ぬから、最期に会いに来たんですか?区切りをつけるほど、生きている意味がありましたか?」

>第4話はこちらから

第5話:人間は、気づかずに狂い続ける。この社会でゆっくりと…壊れていったのは誰なのか

ー静寂が戻る。

男は、状況を理解する。早く、早く死ななければいけない。

まだ動く目を、音がしたほうに向ける。緊張は眼球から引き起こされることを、死に際にまでも学ぶ。聞こえていた子供たちの声が消える。

そして悟る。無意味な生は、終わりすら自分で決めることができないことを。

>第5話はこちらから


「煮沸第二章」のVol.1はこちらからお楽しみいただけます!

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