港区モード Vol.22

女心を掴む上品さ。さりげなく、大人の余裕を滲ませる男の着こなしとは


ややドロップショルダー気味のリラックスしたシルエットがさりげなく大人の余裕を滲ませ、イングリッシュリブに編み上げたベビーカシミアのトロけるような肌触りと優しい温もりは冷えた身体を優しく包み込む。


さらに微妙に色調の異なる2色の糸を重ねることでリブ編みの凹凸箇所に2トーン効果を生み出すヴァニゼ製法は、同社のクラフツマンシップの証左とも言えるだろう。


そんな極上のカーディガンをサラリと羽織る男の姿を眺めていると、ラグジュアリーな服の真価とは着るものに本当の意味での自分らしさや心地よさをもたらしてくれることなのだ、とつくづく思い知らされる。


そしてそれは、決して日常から逸脱したところに存在するものではなく、生活に溶け込んで初めて肌で感じることができるものなのだ、と。


ゆえに、たとえこのニットカーディガンに大好物のラクサの真っ赤なスープが飛んだとしても、男は一切動じない。


そこに人としての器の大きさが現れることを、彼は誰よりも理解しているからだ。


▶Next:11月5日 火曜更新予定

この記事へのコメント

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ノア
港区おじさんが終わってしまった今、船田さんにお会いできる港区モード、毎週楽しみにしてるので、続けてくださいね!
まぁ、こんな素敵な40代男性に実世界でお会いしたことないですけどね!!
2019/10/29 07:5510
匿名
ロロちゃん、温かくて素敵‼️
2019/10/29 05:346
田舎者
コーデ、参考にしたいです。同じものは無理でも色の組み合わせが参考になります。
2019/10/29 06:216
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