束縛ばかりのモラハラ夫に限界…。25歳でスピード離婚した女性の、2度目の婚活事情

​東カレ編集部:行動監視って、なにをされてたんですか…?

マイさん:家族や友人といるとき、常にどこで何をしているかをLINEで聞かれていましたね。あとGPSを付けることを義務付けられていました。

それからカラオケや会社の若手同士で行くような飲み会は禁止されてました。22時を過ぎると怒られるので、友達や家族との食事は早めに切り上げてましたね。

​東カレ編集部:GPS装着を義務付けられるって…。

マイさん:美容院や病院へ行くときも、彼は近くのカフェで待っていたり。少しでも遅くなるとキレるから、携帯は必ずどんなときでも手元に置いてました。

…そういえば、職場の忘年会に参加したとき、地下で電波が届かなくって。着信履歴を見たら彼から100件も着信が来てたんです。それ以来、携帯のバイブ音が怖くなりました。

​東カレ編集部:それは怖すぎます…。

マイさん:最初は束縛も嬉しかったんです。大事にされてるんだなって実感できて。だけど途中から怖くなってきて。

当初は『仕事も辞めて、家にいてほしい』って言われてました。仕事は好きだったから、それだけはイヤだと何回も話し合いをした末、許してくれました。彼は外面がかなり良いので、結婚前はそんな人に見えなかったんですよね。

​東カレ編集部:どうしてそこまで行動監視が酷かったんでしょう?きっかけとかはあったんですか?

マイさん:未だに分からないです。ただ、本人に悪気はないんです。…あと、彼には趣味がなかったので、それも原因かもしれない。もちろん浮気とか前科はないですよ(笑)

​東カレ編集部:ここまでくると、離婚するのなんて相当大変だったんじゃないですか?

マイさん:結婚生活自体は半年ぐらいだったんですが、離婚するのにも半年ちょっとの時間がかかりましたね。

というのも、相手は全く悪気なくモラハラしているので、最後まで私が離婚したい理由が分からなかったみたいです。2人で話しても逆上されてしまうので、弁護士をいれて話し合いをしました。

​東カレ編集部:結婚観も変わってしまいそうですね。

マイさん:モラハラ夫との結婚生活を通して、結婚=幸せじゃないってことに気付きましたね。ただ、結婚は決して悪いものじゃないので。

いま婚活している人は、ぜひありのままの自分を受け入れてくれる人と結婚してほしいです。あと、相手の悪いところにもしっかり目を向けてください。…ただ、スピード婚はオススメしません(笑)

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