「彼って、もしや…」食通っぽい著名人を直撃して、無性に食べたくなるひと皿を聞いた!

日々、美食を極めている食通の著名人だって、カジュアルな料理を無性に食べたいときもある。

イケメンお笑い芸人、元サッカー日本代表、サラブレッドな歌舞伎俳優…食通と噂される著名人の食事タイムを直撃!

無性に食べたくなる、愛すべきひと皿を教えてもらった。


【とある日、PM8:00】チュートリアル・徳井さんと銀座一丁目で遭遇!


月曜日の夜20時。「ども!お久しぶりです~」の声とともに、入ってきたのは仕事終わり風のイケメン。

ビールをひと息に飲み、ぷはぁ~とやる姿はまるでCM。

後輩連れでも美女連れでもなく、カウンターでひとり串を楽しむのは、チュートリアルの徳井さん!

フライヤーを使用せず、新鮮な油をたっぷり張った鍋で揚げるのが店主・矢崎さんのこだわり。驚くほどの軽やかな串揚げは、「40代でも胃もたれゼロ!20本は、余裕でいけちゃいます」と徳井さんも太鼓判を押す


イケメン芸人が愛するのは、大阪のソウルフードだった!
『卯ノ月』

リズムよく供される串揚げは、基本的にはおまかせだ。同時刻でスタートした客同士であれば、同じラインアップが皿に並んでいく。

だが、ふと見るとカウンター席のひとりだけ、ある串が何度もリピートされているのに気づく。


「子持ち昆布が大好きで(笑)」

こちらの怪訝な視線に気づいたのだろう、気さくに話すその人は、チュートリアル・徳井義実さん!

「やっぱり関西人の血なんでしょうね。串揚げは定期的に食べたくなるんです。

関西ではいわゆる〝二度づけ禁止〞の串カツですね。衣がガッツリついて、こんな洗練されていないやつ。

ここはお洒落だし、ヒマラヤ岩塩やポン酢なども出されますが、僕はソース1本。カッコよくはキメきれない(笑)」

おまかせで出てくる串揚げは、常時30種以上のネタがケースに並ぶ。谷中生姜の肉巻きやマグロなど、酒のアテとして最高なネタも多数。移転前の世田谷の店が徳井さんの家のすぐ近くで、ふらりとひとりで立ち寄ったのが通い始めたきっかけだそう。カウンター席のほかに個室も1室ある


その証拠に徳井さんの前にだけ、ソース専用の小皿が用意されていた。常連感たっぷりなのに、あくまでも自然体。

大好物の子持ち昆布を何度もお代わりし、その度にたっぷりのソースをつけて頬張る。ときには見ず知らずの隣客と会話まで。彼がモテる理由、納得です。

銀座中央通りと並行に走る銀座一丁目の小道。路面店ながらも、中を伺うことができないビルの一角に6年前オープン


■プロフィール
徳井義実 1975年京都府生まれ。お笑いコンビ、チュートリアルのボケ担当。「よしもと男前ランキング」殿堂入り。ゲストがエピソードとともに1品を紹介するTBS系『人生最高レストラン』ではMCを務めている

■衣装
シャツ¥34,560〈EDIFICE TEL:03-5457-1873〉

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo