桜丘の再開発で大衆居酒屋がお洒落に!イマドキなカップルも満足する新しき渋谷の夜

いいレストラン、ラグジュアリーな料理を知る大人にも、皆それぞれ本能で欲してしまうひと皿がある。

例えばそれは、懐かしのスパゲティだったり、背徳的なハイカロリー飯だったり。

中でも、人気酒場にある名物のアテには抗えない魅力がある。

来店する人のほとんどがオーダーするというのは、それだけ多くの人の心を掴んでいるっていうこと。

“酔い”というスパイスが味わいを加速させ、忘れ得ぬ記憶へと刻まれる。

ここでは、ふらりと入った酒場で最高のアテに出合ってしまったカップルを物語る。

再開発が進む渋谷駅桜ヶ丘エリアのビル1階。周囲とは一線を画すスタイリッシュな雰囲気が外にまで漏れ伝わってくる。客層は大人が多いのが特徴


ふらっと入った酒場で出合った、自分史上最高のマリアージュ

お酒は飲めるほうだと思う。

「それ、福岡出身だからだよ」

彼に言わせると、そういうことらしい。

でもお酒好きという共通点がきっかけで、付き合い始めたのだから、飲めてよかったな、と思う。スタートアップで起業を目指す彼とは付き合って2年目。

平日は夜遅くまで働き、日曜は月曜の会議資料を準備するのがルーティンらしく、ふたり一緒に過ごせる時間は土曜日くらい。

夕方5時。代官山に住む彼の自宅を出て、散歩がてら渋谷方向へと歩く。

渋谷の大衆酒場の名店といわれた『富士屋本店』の流れを汲んだ店。昨秋の閉店後、3つの業態を集結させ、新しい形でオープンした


「ここ富士屋本店? って、あの?」

彼が指差したのはガラス張りのお洒落な店。外からのぞいてみたら、若すぎない客層がいい感じ。外国人の姿もちらほら。

「入ってみよう!」

私のほうから扉を開けた。横に細長い店内には、テーブル席、スタンディングエリアもあったが、私たちはピザ釜正面のハイチェアのカウンター席へ。

「ハイボール」¥400、「グラスワイン」¥400~と渋谷プライスで飲めるのも酒呑みにはありがたい


まずはグラスワインとハイボールで乾杯。さて、何を食べようか。黒板のおすすめからいくつかをピックアップする。

「ムール貝の白ワイン蒸し」、「マグロのアリアータ」、「富士屋のポテサラ」「レバカツ」……。

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