休日は気軽に飲めて旨い店が最高だ!都内で味わえる絶品ホルモンの名店6選

本店よりもやや広くなった店内で、極上のホルモン焼きを

まずは盛り合わせから!
『炭火焼ホルモン まんてん 代々木店』

鮮度の良さや下ごしらえの丁寧さは言わずもがな、ホルモンアイテムの豊富さで、他店を圧倒しているのが、ここ『炭火焼ホルモン まんてん 代々木店』だ。

常時、メニューにオンラインされているものだけでも、ギャラ芯、サンドミノ、リードボウ等々の牛ホルモンが11種余り。豚ホルモンにいたっては“ちれ”(脾臓)、“まめ”(腎臓)、“こぶくろ”(子宮)、“なんこつ”etc。なんと23種がズラリと並ぶ。

加えて、“ぱい”(豚の乳房)、“ほうでん”“らっぱ”といった珍ホルモンに“ブレンズ”(豚の脳みそ)や豚の脂つきハラミなど裏メニューも5種ほど用意されているというから恐れ入る。

ホルモン8種盛り。手前から時計回りにサンドミノ、のどがしら、きんつる、子袋、てっぽう、ヤン、パイ(豚の乳房)に中央が脂付きのはらみ(豚)など

そこには、「ホルモンの魅力はなんといっても部位ごとに異なる食感と味わいの妙」と語るご主人・阿部亮氏の思いが込められている。あまりの種類の豊富さに迷った時は、“8種盛り”がおすすめだ。

“のどがしら”や“はつもと”といったコリコリ系から、脂ギッシュな“マルチョウ”“コプチャン”。そして、“てっぽう”“ヤン”“こぶくろ”などのシコシコ、ぷりぷり系と、味つけや食感のバランスを考えつつ、阿部氏がその日のおすすめを見繕って盛りあわせてくれる。もちろんリクエストもOK。

自分の好みを伝えてお任せするのが正解だ。ここなら、ホルモンが苦手という人でもお気に入りの逸品と出逢えるはず。食べたことのないホルモンの世界にどっぷり魅了されるに違いない。

和牛のはらみ。厚みもあり、ジューシーな肉質

白センマイの刺身。黒い皮を取り除いてあり、食感も軽快。塩味で、さっぱりと頂ける

「特撰ホルモン激辛」。ピリッとした辛さがクセになる。

芝浦の老舗焼肉店といえばここ
『黒毛和牛専門店 精香園』

1970年の創業以来、最高級のA5和牛にこだわり続ける焼肉の名店。食肉市場があり、食肉の聖地として知られる芝浦の地に店を構えて40年以上、松坂牛、但馬牛、米沢牛など、そのとき最良のものを仕入れている。

塩ハラミ発祥の店としても有名だが、希少部位も豊富で、ミスジ(肩甲骨の下)、カイノミ(わき腹)、トモサンカク(後ろ足の付け根)などが揃う。

シビレ(胸腺)やカシラ(頬肉)など、ホルモン系の品揃えも充実。こちらも塩で味わえば、素材そのものが持つ独特の味わいが楽しめる。

一方で、常連客に人気なのが「特撰ホルモン激辛」。唐辛子たっぷりの刺激的な見た目だが、火を通すとちょうど良い辛さに変わり、噛むほどに濃厚な味が口の中に広がる。これからの季節にぴったりのメニューだ。

名物プリプリホルモンは、大きくカットした新鮮なホルモンで食べごたえ十分

高級店の味をリーズナブルに
『焼肉伝説 肉衛門』

近頃、高級店が沿線にカジュアルな店舗を出すのが増えている。2013年オープンのここもそんな店舗のひとつで、銀座で高級店として人気を博す『韓流 安歡(アンファン)』のカジュアル店だ。

一人あたりの予算約1万円という接待仕様の銀座とは異なり、こちらは肉を味わうことに特化したシンプルな店構え。焼肉メニューは銀座とほぼ同等でありながら、予算5千円程度とかなりお手軽に食べられる。

つけダレは醤油ダレ、味噌ダレ、塩の3種類。九州産の味噌を用いた味噌ダレは、ピリ辛でスパイシー。肉の味わいをよりまろやかにするから、酒にもごはんにも合う。

亀戸という焼肉激戦区の街で確かな存在感を示している。銀座の人気焼肉店のこだわりが、自腹価格で頂けるのがうれしい。

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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