東京ハイエンド妻 Vol.10

「どこで産んだ?」セレブ病院での出産から夏休みの予定まで、格付けし合う女たち

—上には上がいる。

それが、この東京という街の永遠に変わらない現実だ。

高価なバッグに高級外車など、同じものを持っていても、それを手にする過程には大きな違いがある。

やっとのことで手に入れた念願のものなのか、それとも数万円のものを買うかのごとくポンポンと手にしたものか。

前者と後者は似て非なるもので、そこには明確なコミュニティーの違いがある。

後者は、世帯年収3,000万以上なんて当たり前。東京の中でも頭一つ抜きん出て資産を保有する“ハイエンド・ゾーン”。

この連載では、”ハイエンド・ゾーン”にいる女たちの生態をお届けしよう。

これまでに、育ちのコンプレックスに悩む玲子日系私学受験組と一線を画すインターママの紗理奈元グラドルの綾乃元キー局女子アナの有香自分で稼ぐ力を身につけた香織などを紹介した。今週は?


【今週のハイエンド妻】

名前:愛子
年齢:30歳
夫の職業:娯楽関係の会社経営
夫の年収:8,000万


愛子が待ち合わせの『六本木ヒルズクラブ』のラウンジに現れた途端、そこにいた人たちの視線が一気に集まった。

白いワンピースから覗く、華奢な手足。綺麗に巻かれた髪に、ヴァレンティノのスタッズ付きパンプス。

ちょうど2歳になったばかりだという愛娘と一緒にやって来た愛子。ベビーカーに無造作に掛けられている鞄は、もちろんエルメスのバーキンだ。

愛子がベビーカーを押していると、ベビーカーまでもがファッションの一部のように見えてしまうから不思議である。

「今は六本木のレジデンスに住んでいますが、来月代官山に引っ越す予定です。基本的に車移動なので電車とか一切乗らないですが、都市部が好きで」

元々、美容関連会社の手伝いをしたり、知り合いの会社で“何となく”勤めていたという愛子。

そんな愛子が年収8,000万の夫を手に入れハイエンド妻となった経緯を聞いてみた。

そして、話を聞き進めていくうちにハイエンド妻たちの間には、暗黙の“グループ分けルール”が存在することが明らかになった。

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