今日は土用の丑の日だ!最高に美味しい鰻が食べられる東京都内の名店10選

池袋駅前の喧騒を離れた場所

季節の食材を取り入れた鰻コースを味わう『雨ニモマケズ』

池袋駅前の喧騒から少し離れた場所に、接待や大切な会食でも重宝しそうな落ち着いた空間で鰻が楽しめる店がある。

『雨ニモマケズ』は、木のぬくもりを感じる温かなカウンター席や掘りごたつ、テーブル席など様々なシチュエーションにも使える席が用意されている。

季節の食材を使った八寸

同店では、季節によって旬の食材を取り入れ、コース仕立てで鰻を味わうことができるのだ。

鰻を楽しむ前の八寸は美しく籠に盛られて提供される。車海老や蛸の煮物、お麩に雲丹、鯖寿司など酒好きにはたまらないラインナップ。

カリッと仕上げられた「蒲焼き」

鰻は、白焼きと蒲焼きから好きな方を選べるスタイル。この日は蒲焼きをいただいた。

皮がカリっと焼かれて、身はふんわり。さすがの仕上がり!

「鰻の小鍋」

カウンター奥の土鍋では、鰻の小鍋がぐつぐつ。

ふんわり仕上げられた鰻に、九条葱や厚揚が入っていて透き通るお出汁が体に沁みる一品。

〆の「鰻丼」は女性にも嬉しいサイズ感

〆にちょうどいいサイズの鰻丼は、ほどよくタレがかかっていて、おいしい。

池袋と聞くと若者のイメージがあるが、少し駅から離れるとこんなにもゆったりとくつろげる場所があるのだ。

日常を忘れて美味しい鰻を堪能していただきたい。

清潔感溢れるカウンター

新ジャンル鰻フレンチ割烹をカウンターで堪能『うなぎ時任』

店主の時任氏は、創業200年以上続く鰻の名店「麻布野田岩」で15年間修行した後、日本文化を超えてパリでヨーロッパの食や文化を学び、2018年6月に同店をオープンさせた。

カウンターからは店主のパフォーマンスも見どころ

麻布十番商店街のにぎやかな通りを1本奥に入った場所に、ひっそり佇む同店。

2階へ上がると洗練された清潔感溢れるカウンター。目の前では、店主が鰻を捌く様子や串打ち、焼いていくパフォーマンスも楽しめる。

「鰻のブルスケッタ」

お料理は鰻と季節の食材を取り入れた、おまかせコース1本。今までの鰻料理のイメージを覆す斬新な料理の数々が次々と登場する。

まずは、「鰻のブルスケッタ」。バケットの上には鰻の蒲焼、それを手でつまんでパクっと口へ。ワインとも相性抜群の逸品だ。

濃厚なスープの中に鰻や鱧、帆立が隠れている

続くのは、鱧とホタテ一緒に、鰻の蒲焼が入っているという驚きの「鰻のブイヤベース」やキャビアが添えられた「鰻の白焼き」など店主の独創的なアイデアが光る。

皮はぱりっと、身はしっとりした白焼き

「鰻の赤ワイン煮込み」

まるでフレンチのメイン料理のような「鰻の赤ワイン煮込み」。

赤ワインのエキスを吸った鰻の上には濃厚なフォアグラを乗せて。ナイフとフォークで楽しむ鰻料理だ。

〆にはもちろん「うな重」を。できあがってから少し蒸らすことで、ふわふわ感がさらに増すのだ。

目の前には砂時計がセットされ、期待感が膨らむ。完成したうな重は、高級感あるタレに山椒をお好みでかけて堪能しよう。

鰻のことをすべて知り尽くした時任氏だからこそできる、これまでの鰻のイメージに囚われない斬新な鰻料理の数々。

日本の貴重な鰻文化を守りつつも新しい手法を取り入れ、これまでにない鰻を楽しませてくれるだろう。

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