初デートの待ち合わせで、女が冷めた男の行動とは

男女間で生じる“勘違い”という悲劇。

どちらに非があるわけではないが、“勘違い”によってせっかくのチャンスを逃してしまうことも多い。

この連載では女たちが遭遇した、“男の勘違い”の原因と対策を探っていく。


名前:小山千夏(仮名)
年齢:28歳
職業:外資系IT企業


「男の人って、どうしてあんなに自慢が好きなんですかね…?」

小山千夏は、紀尾井町のカフェに昼休みに現れた。

「私の性格が悪いのかな?(笑)男の人があからさまに“褒められたいオーラ”を出してくると、その瞬間にスーッと冷めちゃう。すごいですね!さすがです!って言って欲しいんだなってわかればわかるほど、絶対に言いたくなくなるんです」

彼女は自分を“性格が悪い”と評したが、決してそんな風には見えない。綺麗に並んだ白い歯が眩しい。さっぱりとした性格が、そのヘルシーな外見にも表れているようだ。

「わたし先週、会社の先輩から紹介されて、イベントプロモーション会社を経営する35歳の飯田哲平さんっていう男性とデートをしたんです。紹介してくれた先輩からの前情報によれば、大手広告代理店から若くして独立したイケメンだって話で、会う前からかなり楽しみにしてたんです。

でも、紹介してくれた先輩には悪いけど…すでに待ち合わせの時点で、私のテンションはだだ下がりになってしまいました」

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