オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.64

「この男、付き合ったら面倒くさそう・・・」。思わず女のレーダーが反応した、男の一言とは

解説2:束縛が厳しそうだし、ちょっと怖い。


春彦との初デート後。お互い忙しくて次のデートの日程がなかなか決まらなかったのだが、私たちはちょこちょこと連絡を取り合っていた。

—沙耶:今からドバイ行ってくるね!
—春彦:気をつけて!変な王族とかにナンパされないようにね(笑)


こんな感じのLINEが続いていたのだが、違和感を抱く出来事があった。それは、ある金曜の夜のこと。

—春彦:今家帰ったよ〜沙耶は?まだ外で飲んでるのかな?


携帯を見ると、春彦からLINEが入っている。この時私は恵比寿で飲んでおり、まだまだ帰る気はなかったが、何となく面倒で“帰る”と伝えておこうと判断した。

—沙耶:私もそろそろ帰るところ(^^)
—春彦:夜道危ないから、気をつけて帰るんだよ。あと飲みすぎないように!帰ったら、ちゃんと連絡してね。


「え・・・?あなた、彼氏でしたっけ?」

つい、そう呟いてしまった。

心配してくれるのは分かるのだが、まだ付き合ってもいないのに妙に彼氏っぽく接してくる。そして心配の内容は、必ず男性絡み。

—付き合ったら、面倒くさそうだなぁ・・・

そんなことを思ってはいたが、とりあえず2回目のデートに挑むことにした。

「今日も相変わらず、脚出してるね〜」

気になっていたお店『ALTRO!』を予約してくれた春彦。

でもせっかく楽しみにしていたのに、お店へ着くとまた私の服装をチェックしてきて、思わず小さなため息が出た。


「そう?膝上くらいだし、これは脚を出しているうちには入らないの♡」

すごいミニ丈を履いているわけでもない。膝上ギリギリ程度なのに、これもダメなのだろうか?

とりあえず気を取り直して別の話題を振ってみるものの、結局会話の着地点は、全て同じだった。

「そういえば、来週友達とハワイ行くんだぁ〜」
「へぇ仕事で?」
「ううん、プライベートで」
「ちなみに、友達って女?」

話しているうちに、私の心の中で結論が出た。

彼は、嫉妬心がすごいのだ。

他の言葉で言い換えるならば、束縛がすごい。

自分に自信がないのか、理由は分からないけれども、私の背後に男性がいるかどうかをやたらと気にしてくる。

「もちろん。そうじゃなかったら、こうして春彦君に話さないでしょ(笑)」

仮に春彦と交際なんてしたら、束縛はこんな程度では済まなそうだ。

「そっか、そうだよな。でも沙耶ちゃんと女友達だと絶対可愛いし、すごいナンパとかされそうだから気をつけてよ?」

大事に思ってくれているのは分かる。けれども交際前からこの調子だと、先が思いやられてしまう。

別に浮気をしたいとか他の男性と遊ぼうなんて思ってもいないが、こういうタイプは、結婚なんてしたら、女友達と遊びに行くにも何か言ってくるだろう。

そもそも、そんなに私は信用できないのだろうか?それはある意味失礼な話でもある。

—変な束縛をされるくらいなら、まだ独身で自由を謳歌している方が気楽だわ。

女、30歳。ある程度自立して自由に暮らしていける分、束縛をしてくるような男性は御免だ。

こうして、私はハワイへ行く口実で、徐々にフェードアウトすることを決めたのだった。


▶NEXT:7月27日 土曜更新予定
気になる彼とご飯はいけた!なのにそこから進展しないのはナゼ(涙)

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