爽やかな美味しさ!西麻布の名店で蒸し蒸しした気分を吹き飛ばせ!


梅雨明けも目前に迫り、暑くてじめじめした日が続く季節。こんな日はサラッと蕎麦屋で一杯楽しんでみてはいかがだろう?

西麻布の名店『おそばの甲賀』なら、蕎麦前を彩る料理や名物「すだちそば」「うにそば」で、粋な蕎麦の楽しみ方ができるはず!

西麻布交差点から徒歩すぐの路地に位置

蕎麦前の料理も豊富に揃い“粋”に蕎麦を堪能できる名店

西麻布交差点のほど近くの一本入った路地に、名店『おそばの甲賀』がある。

同店を営むのは、明治7年から続く老舗『赤坂砂場』で14年間修業を積んだ甲賀宏氏。

石臼で挽いた挽き立ての蕎麦粉で打った蕎麦の美味しさはもちろん、蕎麦前を彩る季節の食材を使用した料理も豊富に揃い、現代に粋な蕎麦の楽しみ方を伝えている。

「うにそば」(3,200円)

うにをたっぷりのせた名物「うにそば」は必食

開店当時からの人気メニューが「うにそば」だ。

お寿司屋さんで提供されるうにの軍艦をイメージして作った一皿であり、確かに蕎麦の上に、海苔、うにがたっぷりとのった様はうに軍艦を想起させる。

蕎麦を手繰れば蕎麦の豊かな香りとともに、上質なうにの甘みが口に広がり、その後を海苔とわさびの香りと爽やかな辛味が追いかけてくる。

うにと蕎麦を同時に口に運べば最高に美味!

素材ひとつひとつにこだわりが潜む

この絶妙なバランスを生み出すため、うにはもちろん、海苔やわさびにもこだわりが潜む。

まずうには、北海道産など国産を中心に仕入れており、この日は北海道産「小川のうに」(ムラサキウニ)を使用。海苔は、海苔問屋に頼み一番薄く細いものを仕入れ、わさびは日本最古のわさび農家と言われる「わさびの門前」のものを使用。

これらこだわりの食材それぞれが互いの良さを引き立て合いながら、ひとつの“美味しさ”を作り上げている「ウニ蕎麦」は、うにが旬を迎える夏にこそ食べたい一皿である。

「すだちそば」(1,500円)

夏季限定の「すだちそば」はこの時期ならではの味わい

もうひとつこの時期味わいたい蕎麦のひとつが「すだちそば」だ。

薄くスライスされた徳島県鳴門産のすだちが、丼一面に広がる様子は、見た目も爽やか。

食べれば、さらりとした喉ごしの蕎麦とともに、すだちのすっきりとしたいい香りが駆け抜けていき、涼を感じられるだろう。

さらり味わえる蕎麦の食感、香りを楽しんで

さらりと食べてもらたい、店主の想いがこもった蕎麦の美味しさ

店主・甲賀氏が厳選して仕入れる蕎麦の実は、埼玉県三芳町産のもの。この蕎麦の実を石臼で挽き、引き立ての粉を使って打ち上げている。

また『おそばの甲賀』では、蕎麦粉1㎏に対して繋ぎを100g入れる打ち方「外一(そといち)」を採用。蕎麦の香りや甘みはしっかりと出しながらも、よりサラッと味わってもらえるよう辿り付いたのがこの打ち方だったという。

具材と共に味わう蕎麦であっても、蕎麦がうまく寄り添い、品のある味わいに仕上げられるのだ。

「すだちそば」には途中で「もずく酢」を加えて召し上がれ

もり汁は、鹿児島県枕崎産の鰹節から丁寧にとる出汁とかえしを合わせたものを使用。「すだちそば」などのかけそばには、鯖節からとる出汁をあわせることで、深い味わいを加えている。

「より美味しい蕎麦を提供したい」という店主・甲賀氏の想いが、供される品の隅々に感じられ、訪れる度に新しい蕎麦の魅力を発見させてくれるのも『おそばの甲賀』の魅力である。

この記事へのコメント

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田舎者
うにそばより、すだちそばです。とうもろこしのかき揚げと共に召し上がれ。
2019/07/15 08:045
匿名
わぁ、行ってみたいわ😃スダチのお蕎麦で、さっぱり😋
2019/07/15 05:081
No Name
どっちも好きなのでいつも両方食べます。うに→すだちの順序がおすすめです。
2019/07/15 09:470

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