男から必要とされるのが生きがい。欲望を止められぬ女が、婚約中に犯した過ち

なぜかいつも男に振り回され、逃げられ、消耗させられる女がいる。

一体、何がいけなかったのか。どこで間違えてしまったのか。

自身のダメな恋を報告してくれる女性の具体例を基に、その原因を探っていく。


名前:畠田麻友(仮名)
年齢:28歳
職業:CA(退職予定)
住居:品川

『GARDEN CAFÉ with TERRACE BAR』に現れた、今回の報告者・畠田麻友は、2年付き合っていた彼氏から半年前にプロポーズされ、現在婚約中とのこと。
(※こちらの店舗は、現在閉店しております。)

2歳年上でエリート弁護士だという婚約者・彰久との出会いは、なんとフライト中で、機内食の変更に快く応じてくれた彰久に麻友が個別でお礼を言いにいき、その際に名刺を渡されたのがきっかけだという。

「最初から狙ってたんじゃないかってよく言われるけど、そんなことないですよ?(笑)」

楽しそうに肩を揺らしたかと思った直後、「でも…」と言って、彼女は急に眉間にシワを寄せた。

「本音を言ってもいいですか?正直、幸せを感じたのはプロポーズされた瞬間がMAXでした。そのあと実際に話が進み始めると、結婚が現実として迫った気がしたというか…先が見えてしまった感じがして…」

そして、とても婚約中とは思えない言葉を小声で呟くのだった。

「これから一生、彰久だけなんて…私、耐えられるのかな」

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