“最高の女”と絶賛される美女が抱く、根深い鬱憤

なぜかいつも男に振り回され、逃げられ、消耗させられる女がいる。

一体、何がいけなかったのか。どこで間違えてしまったのか。

自身のダメな恋を報告してくれる女性の具体例を基に、その原因を探っていく。


名前:浦沢茜(仮名)
年齢:30歳
職業:不動産会社 役員秘書
住居:代々木上原

今回の報告者・浦沢茜は約束の場所、ミッドタウン日比谷の『Q CAFE』に5分遅れで現れた。

“仕事で少し遅れる”と事前に連絡をもらっていたし、たった5分の遅刻などなんでもない。しかし彼女はとても丁寧に詫びてくれた。

不動産会社で役員秘書をしているという彼女は、ストレートの長い髪をバレッタで留め、耳には一粒ダイヤのピアスが光っている。好感度抜群。彼女を一言で形容するなら、その一言に尽きる。

ダメな恋をしているような女性には決して見えないのだが、茜は今、27歳から3年付き合った、2歳年上の商社マンの彼氏と別れを考えているというのだ。

しかも、プロポーズまでされているというのに。

「キティをお願いします」と店員に告げたあと、彼女は静かに語り出した。

「彼のことは好きです。プロポーズもとても嬉しかったですし。それなのに3年も付き合って、30歳で自分から別れるなんて馬鹿げてるって思われるでしょうね。でも私、彼とこの先ずっと一緒にいると思うと…息が詰まるんです」

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