バラエティで披露するやんちゃさ。圧倒的なルックス。本業の俳優で見せつけてくる演技力……。
今、いちばん気になる男、野村周平。
若手俳優の中でも異彩を放つ彼が、東カレ的な艶っぽい夜を過ごす姿を見てみたい――。
外資系金融マンに扮し、港区の夜を謳歌する「ハイスぺ男子」を演じる野村周平さんをシューティング。
さらには、等身大の野村周平さんの「本音」の部分にも、インタビューで迫ってみた。
外資系男子の夜 feat. 野村周平
六本木23時。外資系金融に勤めて3年、港区の喧騒がすっかり日常になってきた。
艶やかな男女が当たり前のように溢れるこの街は、やはり特別で、居心地がいい。
高級なシャンパンや酒のボトルが面白いように空き、あちこちで歓声があがる。よく働きよく遊ぶことは先輩から教えられた。
仕事はハードだが、サラリーマンの頂点といわれる外資系金融は、もらっている額も桁が違う。
だから成功者が集う港区に引き寄せられるのだろう。
次は何を頼もうか。
ふと、隣の席の美女と視線がぶつかる。ここには、こんな偶然の出会いがいくつもある。
――やっぱり、次はシャンパンかな。
朝まで、まだ時間はたっぷりある。