東大卒バツイチ社長の悩み。今の快適な独り身生活から抜け出せないワケ

「この生活のメリットは、恵比寿と鎌倉は近いですけれども全く違う雰囲気なので、場所を移動するだけで、不思議とクリエイティブに物事が考えられるところですね。

鎌倉は、海も山もあるところに魅力を感じます。サーフィンをするので海はもちろんですけれども、たまに山を散歩したりしますよ。特に歴史を感じながら切通し巡りをするのが好きです」

また、素敵なカフェやバーも多く、地元ならではの交流もあり、鎌倉出身ではなくても自分の居場所を見つけることができるところが鎌倉の魅力だという。

「でも、こんなに最高の生活にも意外と落とし穴があるんですよ」と圭介は話し始めた。

「結婚できない」デュアルライフの思わぬ誤算


「デメリットは、僕の問題かもしれないですが、なかなか結婚できないことです(笑)。今の生活が快適過ぎて…」

結婚できないと言いつつ、このルックスと社長という肩書きがあり、さぞかしモテるように見えるが、中高一貫の男子校だった圭介は、自分は大学デビュー組だと謙遜する。

「高校までは勉強が楽しかったし、真面目に生活していました。でも大学に入り、出会いが増えてモテ期が到来しましたね。正確には、モテたというよりは、モテ遊ばれていました」

一度目の結婚は、大学を卒業して間もない頃に当時付き合っていた年上の彼女の強い押しで結婚したが、1年程で離婚した。振り返れば、結婚していたという自覚もなかったそう。


「僕の人生、自然な流れで手にしているものが多いんです。起業もデュアルライフも気づいたらという感じでした。でも、再婚だけは、自然な流れではできないですね。“結婚は勢い”なんて言うけれど、勢いでした一度目の結婚は失敗しているからな…」

急にこじらせ男のような発言をする圭介。付き合い始めの時は、女性も自分の趣味や仕事に共感してくれるが、そのうち “結局自分が一番大切なんでしょ!”と言われて振られることが多いとのこと。

「本当は、自分にとって大事なものは“家族、サーフィン、音楽”と言いたいところなんですけどね。そろそろ子供も欲しいですし、鎌倉に家を買って自分たちでリノベーションして住むのが夢です。

相手にも僕と同じように大切にしたい仕事や趣味があって、お互い尊敬し合える関係が理想かなと思っています」

このままいけば、仕事と趣味にハマりすぎてずっと独り身が続きそうだから早く脱却したいとは思う一方、今の生活は快適だからこのまま続けたいという。

好きなことを追求した結果の、自然な流れのデュアルライフ。

完璧な満足はなくとも、今の暮らしを語る彼の表情は幸せそのものであった。


▶Next:5月31日 金曜更新予定
「日本の女子が嫌い」アメリカ育ちの日本人が登場。LAと東京のデュアルライフ

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