ダメな恋の話 Vol.2

「30歳の誕生日までにプロポーズして」切なる願いを無視された女が、それでも彼と別れない理由

どうしていつもうまく行かないのだろう。

気がつけばアラサーにもなり、恋愛ならいくつも重ねてきたはずなのに…。

なぜかいつも男に振り回される。逃げられる。消耗させられる。幸せとは程遠いダメ恋を繰り返してしまう。

一体、何がいけなかったのか。どこで間違えてしまったのか。この連載では、自身のダメ恋を報告してくれる女性の具体例を基に、その原因を探っていく。

先週は浮気を許した女を紹介した。さて、今週は?


【今週のダメ恋報告者】

名前:村井千絵(仮名)
年齢:30歳
職業:損害保険会社・一般職
住居:自由が丘(実家暮らし)

ダメ恋報告No.2:「付き合って2年。結婚を決めてくれない彼氏とは、別れるべきですか?」


「やっぱり、別れた方がいいんでしょうか」

火曜の夜。自由が丘駅南口の『TWG Tea』

駅前にも関わらず落ち着いた空気が漂うこの場所で、今回の報告者・村井千絵は静かにため息を吐いた。

白く透明感のある肌。穏やかで、一切の邪を感じない瞳。おっとりした口調で話す千絵は、間違いなく箱入り娘であると思われた。

“ダメ恋”をしているようにはとても見えない。

しかし彼女がぽつぽつと語り出した内容は、結婚を望む30代の女性なら避けるべき、典型的なダメ恋パターンだった。

「彼も結婚を考えてないわけじゃないんです。ただ、もう少し先でもいいんじゃないかって。今は無理なんだって...」

尻つぼみにそう言うと、千絵は言葉を飲み込んでしまった。

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