行けば一流の仲間入り!高級レストランが手掛けるバーは最強の二軒目と呼ぶに相応しい!


夜風にそよぐ暖簾の奥にはスタイリッシュな情緒がある
『TAKAZAWA BAR』

夜ともなれば、繁華街特有の賑々しさが濃密に漂う赤坂。このバーも、街の中心を貫く赤坂通り沿いにある。だが、暖簾をくぐれば、そこは別世界。

静寂に包まれており、和紙からこぼれる琥珀色の灯りが上質な空気感を醸している。U字形でガラス張りのカウンター内部を埋め尽くすのは色とりどりの玉砂利。

ボトルを収める棚も格子扉で、和の落ち着きがあちこちに見受けられる。

日本酒はグラスオーダーが基本。¥1,296~。全国を巡って名産品と出合ってきた髙澤シェフならではのラインナップで、ときにはプレミアムな銘柄も。その他、ウイスキー、ジン、ビール、ブランデーも国産を用意する


店主の髙澤義明氏は、近隣にある本店レストランで斬新な料理を提供し、世界の美食家を唸らせてきた料理人。

コンセプトとして「日本の伝統を再構築してモダンに提供する」ことをずっと掲げてきた。日本の郷土食にも着目して創意を揮ってきたが、バーでは自ら惚れ込む食材を酒の肴に昇華。

「珍味4点盛り」¥3,240。鮒寿司は滋賀『魚治』の2年熟成。キャビアは香川の生産者に特注している。ばちこ、塩辛も登場。日本酒がすすむ


例えば、レストランでは料理に使う、滋賀の鮒寿司を、そのまま提供しているのが象徴的で、これがまた日本酒と抜群に合う。

「山菜の天ぷら」¥2,160。今日は桜塩添え。

「TAKAZAWA'S野菜パフェ」¥1,728。レストランでも提供するシグネチャー。

「天吹 純米大吟醸 春色 生」グラス¥1,296


酒も、国産をテーマに、クラフトビールやワインなど、ここでしか飲めない銘酒を多彩に揃えているのだ。

萌葱色の暖簾が目印。赤坂通りの喧騒の中この周辺だけ静寂な空気に包まれている


各地に点在する和の最高峰と赤坂で出合う。知っておくべきはこういうバーだ。特別な夜はまだ続く。

この記事へのコメント

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匿名
野菜パフェ?!気になる😋✴
2019/04/19 06:080

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