オトナの恋愛塾~解説編~ Vol.44

「こんな女性にはゲンナリ…」。彼女としては最高だけど、男が“結婚したくない”と思ったワケ

解説1:交際相手止まりだったら、最高なのに・・・


理央と出会ったのは、同期が主催していたBBQだった。連れられて来た理央を一目見て、僕は純粋に“可愛いなぁ”と思ったのだ。

そこから何となく二人で食事へ行く仲となり、3度目のデートで告白し、付き合い始めた。

年齢もあるし、結婚を意識していなかったと言えば嘘になる。だが交際当初は、ただ純粋に“好き”という気持ちだけで彼女と一緒にいた。

優しくて気がきく理央。後輩などからも、理央と一緒にいると心底羨ましそうな顔をされた。

「この前も後輩が、理央のこと可愛いって言ってたよ。本当に、自慢の彼女だよ」
「そう?そんなこと言ってくれて嬉しいなぁ」

一見、全てが順風満帆だった。だが、僕は交際しているうちに、理央に欠けているある要素がとても気になり始めたのだ。


たった一つの要因を除いては、彼女との結婚を躊躇する理由は特になかった。

理央は、基本的にはとてもいい子だし、可愛いし、ほぼパーフェクトな彼女だったからだ。

例えば、ある日のデートのこと。

理央と週末に会う約束をしていたのだが、前日に飲みすぎてしまい、僕はひどい二日酔いに襲われていた。

「大丈夫?昨日は何時まで飲んでたの?」

心配してくれる理央に対し、僕は素直に謝罪する。

「3時くらい・・・後輩の相談に乗っているうちに、深酒になっちゃって。せっかく理央と約束してた日なのに、ごめん」

怒られるかなぁと思っていたが、理央は気にしない様子で笑っている。

「そんな遅くまで?も〜いくら付き合いとはいえ、飲み過ぎだよ。体も心配だし、無理は禁物だよ♡でも、もう少し私のことも考えて欲しいなぁ。今日は私とのデートの日だったんだし」

—あぁ、良かった。本当にいい子だな。

本心でそう思っていた。

理央は、彼女としては100点満点だった。だが、僕が結婚相手に求める条件のうち一つだけ、彼女には欠けていたのだ。

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