無業の女王 Vol.3

“二子玉川で1番みっともない女”に成り下がった日。それでも曲げられない、34歳・無職の主張

34歳、国立大卒の美しき才女、高木帆希(たかぎ・ほまれ)

父親は作家の傍らコメンテーターとしても人気の有名人で「家事手伝い」という名の「無業」で10年もの間、ぬくぬくと過ごしてきた帆希。

そんな働かずとも裕福に暮らしてきた彼女に、突如、降りかかった「父の死」。

再び「社会」と向き合わざるを得なくなった帆希は、5年の付き合いになる年下の彼氏・牧野涼輔の家に転がりこもうとする

だが、涼輔の裏切りによって帆希の人生プランは白紙に戻ってしまう…。

絶望に打ちひしがれるかと思いきや…帆希は「絶対に働かずに生きる」という希望を見つけ、次の一手を打つのだった…。


私は「お金」というものをどこか醜悪なものだと思っていた。

いや、きっと今でも…私は、心の奥底で思っている…。

『美しいものに囲まれて生きていくのよ、帆希』

母は、いつも穏やかで優しく、何より品格のある人で、「家」という城を支配する女王だった。

家の中は、母が集......


この記事へのコメント

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No Name
子どもいないのにパパって呼びかけるのに違和感を感じました。
こんなややこしい小姑をもやり込む頭のいいお嫁さんなんだから、なんか意味があるのかな?
2018/12/16 05:1899+返信13件
No Name
民法持ち出すなら、国民の三大義務を果たせよ…
2018/12/16 06:0699+返信3件
No Name
こんなみっともない事出来るならさっさと遺留分請求、家裁に申立すれば良いのに。民法の扶養義務まで持ち出すなら遺留分の知識無いわけないでしょ
2018/12/16 05:1499+返信5件
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