美容男子 Vol.1

今や男性脱毛も当たり前。

「“男が脱毛する”と聞いて、ネガティブな反応を示すのは、むしろ男性が多い」というのは、川越さんの実感するところだという。

「“男がそんな美容にお金や時間をかける必要はない”とか、“毛がないなんて逆に気持ち悪い”というのは、たいがい価値観が凝り固まった古いタイプの人。成功している人ほど、美容やアンチエイジングには積極的に取り組んでいるという印象ですね」

化粧水と乳液はコスメデコルテのAQローションとエマルジョンを愛用


その一方で、若い世代や女性には、すんなり受け入れられるのを感じるという。

「彼女から美容の知識や情報を教えてもらうことも多いです。食事もそう。きのこ鍋が絶品の六本木と銀座にある『シャングリラズ シークレット』や、打ち合わせにもよく利用する『512 カフェ&グリル』などは、彼女に勧められてから通うようになりましたね。

会食も多いので、可能な限り、体にいいものを食べるようにはしています。脱毛に関して言えば、“肌心地が圧倒的に気持ちいい”と手放しで喜んでもらえていますね。あと面白いのは、食事会で女性と“脱毛あるある”トークで盛り上がれること(笑)」

後輩の男性には、「身だしなみとしてやった方がいい」と勧めてもいるとか。

「朝の身支度が圧倒的にラクになるので、出張が多い人は絶対やったほうがいい。あとね、やはり客商売で重要なのは第一印象だと思うので、そこで清潔感を与えられるかどうかは大きいと思うんです」

そう断言する川越さん。確かに肌だけでなく、身にまとうスーツもオーダーで体にフィットしているし、靴も美しく磨き上げられている。

愛用しているリファと、体に貼るタイプのサプリ


「本来の僕はただの面倒くさがり屋。だから、面倒なことが少しでも減るというメリットがあるなら、お金やプロの手を借りて解決することに抵抗はないんです。

あとは考え方として、自意識=美意識だと思っているので、そこは怠けたくないというか。エグゼクティブの方ほど、そういう部分もしっかり見ているんですよ。仕事に直結する自己投資が出来る人が、一流だと思ってます」

ちなみに、前出の男性専用美容サロン『ダビデクリニック』には、下は17歳の高校生から、上は52歳の経営者まで、幅広い層が通っているという。

美しさを求めるのに、年齢も性別も関係ない。“見られる”という自意識のもと、いかに美意識を高められるかどうか―。

きっと本物の一流への道はそこにある。

川越さんが教えてくれたのは、そういうことなのかもしれない。


▶NEXT:11月7日 水曜更新
肌と頭皮にこだわる美容師が登場!

※本記事に掲載されている価格は、原則として消費税抜きの表示であり、記事配信時点でのものです。

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