あなたは、わたしのもの Vol.11

「サバサバした女を演じてたの」。正攻法では男に愛されなかった女が、リッチなイケメンの妻になった手口

女の人の価値は、美しさだけではない。

どれほど純粋に自分を愛してくれるかだ…そんな風に思っていました。

でも、あの女のおかげで僕はやっと気がついたんです。

異常なほどの愛情が、女の人を、そして関わる人間の人生すらを壊してしまうってこと、

純粋な愛情は行き過ぎると執着に変わり、執着は憎しみへと変貌を遂げるってことを…

少し長いけれど、どうか僕の話を、聞いてください―


堂島ユウキの目の前に突如現れた黒髪の美女・ひとみ。ユウキは次第に彼女の異常性に気がつき、ついにひとみと決別した。

女友達の雅子と結婚したユウキは、雅子から妊娠報告を受け、幸せの真っ只中。しかし、失意のうちに実家に帰ったはずのひとみが、ユウキの新居に現れる。

その時、ユウキの妻・雅子は?


堂島雅子、30歳。


「ここに、本当に赤ちゃんがいるんだね」

そういうと、ユウキは私のお腹を丁寧に撫でる。まだ妊娠が判明したばかりで安定期にもなっていないけど、夫のそういう仕草は嬉しかった。

職場には、いつ、どう説明しようか。

比較的女性が働きやすい職場ではあるものの、産休・育休を取った......


【あなたは、わたしのもの】の記事一覧

もどる
すすむ

おすすめ記事

もどる
すすむ

東京カレンダーショッピング

もどる
すすむ

ロングヒット記事

もどる
すすむ
Appstore logo Googleplay logo