煮沸 Vol.3

お金さえあれば生きていける。筆箱の中に友達を隠す少年は、こうして『怪物』に成り果てた


「橋上さん」

「…なんだ?」



「…お兄さんはどこへ行ったんですか?」

笑いながら飯島が言う。

「調べました。あなたは、長男です。お兄さんなんていません」


頭の中で、電灯に蛾が衝突するときの電子音のようなものが響き渡った。

昔、よく聞いた......


この記事へのコメント

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No Name
怖い、でも惹かれる
このあとどうなってしまうのか予想がつかない
リナレンを読み終わったときとな全く逆の気持ちです(笑)
2018/08/16 05:2999+返信8件
No Name
理科室で何があったの?
にしても子供残して週末親いないって…塾の時の100円て…この人可哀想すぎる…
この物語に出てくる人、みんな不幸だね…
2018/08/16 06:0099+返信5件
No Name
もう全く予測出来ない。代田とか使っちゃいけない名前使うし、米倉さん死んじゃったし、お父さんいきなりきて大輔返しにきたし。大輔どう返すのー?こうなるとお母さんもどこー?って思う。毎回怖いけど気になりすぎる。これこそ週2でお願いします。
2018/08/16 05:5699+返信5件
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