路地裏に灯るピンクのネオン!感性を磨くことすら日常である大人たちを魅了する中華が青山にあった!

お洒落エリア青山に集まる人々は、身につけるものはもちろん、働き方にまでセンスを光らせている。

スタイリッシュさが滲み出る青山の大人たちが目指すのは、“今までになかった”ジャンル。

ありきたりな店に飽きた大人たちが行き着くのは、外苑西通りにたたずむ一軒家だった。


重厚な扉の奥に東京を知り尽くす大人が辿り着く、中華がある
『楽記』

青山のお洒落女子御用達のフラワーショップ、『FUGA』脇の小さな路地。その突き当たりに、欧文のピンクサインが光る重厚な扉があるのをご存知だろうか。

少し奥まった立地と、店内の様子をうかがい知ることができない外観ゆえ、レストランと気づかずに素通りする人は多い。実はここ、ワイン好きの聖地、『楽記』だ。この店でワインと合わせて楽しむのは、なんと広東料理だという。


重厚な扉を開けて、すぐ左に目をやると、飛び込んでくるのは店の名物、焼き豚が吊るされたオープンキッチン。香ばしい香りが鼻腔を刺激し、階段を上るごとに期待感がふくらむ。

フロアの中でもひと際目を引く美女たちのテーブルは、ファッションブランド『Danny&Anne』のデザイナーとプレス、そして仲の良いスタイリストの3人組。「自然派ワインに興味があって」と、笑顔を見せていた


2階のダイニングフロアは、10卓限定と広すぎず狭すぎない、ちょうどいい小箱感がなんとも落ち着く。

この店を、いわゆる中華料理店だと思ってはならない。麺もデザートもスープもないのは、ワインとの相性を徹底して考えているがゆえ。そのこだわりは、一品料理を一口食べれば納得だ。他にない味と世界感は、是非ともじっくり時間をかけて満喫したい。

客は男女ともにファッション感度が異様に高いのが印象的だ。客層が年齢不詳感たっぷりなのも、青山らしい光景といえる

ほとんどのテーブルがボトルワインをオーダーするため、3~4時間滞在するゲストもざらだとか

料理とワインとの組み合わせを、存分に堪能できるよう、スタッフがしっかりとアドバイスしてくれる


また、合わせるお酒は、紹興酒でも、いわゆる普通の赤や白でもない。自然派ワインが中心というのも、人とかぶらないチョイスを好む彼らの心をくすぐるのだ。

レギュラーメニューの中でも、特に女性人気が高い定番は「パクチーサラダ」¥1,500だ。

店に入ってすぐ、目を引いていた「焼味(しゅうめい)」と呼ばれる焼き物は、男女問わず人気。チャーシューや皮付き豚バラ肉、豚肉ソーセージなど、どれも肉の旨味が口の中であふれ、自然派ワインともよく合う。

旬の食材を使ったメニューは、季節ごとに変わる。この日美女3人がオーダーしていたのは、「カキのネギ生姜炒め」¥2,500

色んな味を試したいなら、焼き物おまかせ5種盛り合わせの「燒味滷水盆」¥1,500/1名を。人気メニューゆえ、電話でキープをお願いしておくと確実

黒板に手書きされている料理は、オープン以来一貫して“ワインに合うものだけ”というのがポリシー。産地はもちろん、微発泡からロゼまでと幅広い

いわゆる中華料理店を想像して訪れると、なかなか見つけることが出来ないだろう。ピンクのネオンサインか、ライトアップされた『楽記』の看板を目印にしよう。

中華料理店らしくない看板のこの店は、六本木の『祥瑞』のオーナーが経営しているもの。それゆえ、ワインバーという使い方をする常連もいるのだ。

ひっそりと佇む店構えもしかり、王道レストランをひと通り経験した者だけが行きつく〝青山らしい中華料理店〞として、高感度な大人たちを魅了する。

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