理想の嫁 Vol.10

一家をピンチから救った専業主婦。ガンコな義父母の価値観を変えた女の「現代版・内助の功」とは?

ー女は、家庭に入って夫を影で支えるべきだ。

経営コンサルタントとして活躍していた美月のもとに、ある日突然義母から突きつけられた退職勧告。彼女は専業主婦となることを余儀なくされた。

内助の功。それは、古くから手本とされている、妻のあるべき姿。

しかし、美月は立ち上がる。

いまや、女性は表に立って夫を支える時代だと信じる彼女は、経営難に直面した嫁ぎ先をピンチから救うことができるのか?

先週「専業主婦なんてもったいない」と言われても揺るがない、自分の気持ちを再確認した美月。

歯科医院の立て直しについても、いよいよ本格的に動き始めたのだった。


「美月、やったよ!」

豊は、玄関の扉を威勢良く閉め、廊下をドタバタと走りながらリビングに入って来た。

その手には、ケーキが携えられている。

豊は、ケーキの箱をブンッと美月に差し出し、とびきりの笑顔を見せた。箱の中のケーキは無事だろうか。美月は心配になったが、後で豊と......


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